【戦術記事】クソザコホンイツを看破する【麻雀】
おはようございます、ヨーテルです。
十段リストというものがあります。これは天鳳で十段になった人をまとめてくれているサイトで、僕も昨年6月にめでたく十段になったので、このリストに載せてもらえることになりました。( ・´ー・`)( ・´ー・`)ドヤドヤ
サイトURL→https://wikiwiki.jp/tenhou-chat/%E5%8D%81%E6%AE%B5%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88
まあいうても、一度見てしまうと満足してしまうため最近は見てなかったのですが、たまには確認してみるかとサイトに飛んでみると……
保存十段……だと……
でも無理ないです。正直、十段になってからはひと月に1,2回くらいのペースでしか打てていませんでした。保存といわれても仕方ありません。
しかし、十段も数多く入れ替わり、今年に入って天鳳位も誕生している中、Rateランキングにすら載っていない(月15戦が条件)というのはちょっと……
このままではいけないな、ドヤれないなと感じた僕は、少しずつ天鳳を打ち始めていくのでした。
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せっかく打つなら何かしら発信したいと思ったので、対局中に考えた事や、振り返ったことを記事にしていきたいと思います。
では早速いってみましょう。
南2局。対面の親が9sをポンしたところ。現状トップ目の僕としては親に好き放題されて局が伸びるのはどうもダルいです。
定時で帰れると思ったのに1人遅刻するから少しつないでくれと言われたような気分になります。(雀荘メンバーあるある)
というわけで、対面の和了りはおろか連荘すら阻止したいところ。その仕掛けの中身ですが……まだわかりませんね。ただ、初打3mなのを見ると、手役よりの可能性が普段より高いかな……ソーズのホンイツ?
情報来ました。最注目ポイントです。2枚切れの中の後に4pが手出しされています。
「じゃあホンイツないんじゃね?」となる人もちょっと待ってください。
今回はドラが3pです。ホンイツ狙いの時によくありがちな進行として
「基本ホンイツだけどドラ引いたら使うよ」
というのがあると思います。特に対面はラス目で最後の親。ホンイツ一直線よりかは、なるべく受け入れを多くしておきたいと思うのではないでしょうか。
もちろんホンイツでない可能性もあります。しかしホンイツだった場合には、一つ確実に断言できることがあります。
あやつのホンイツは役牌を対子以上で持っていて、かつクソザコです。
指さして笑っていいレベルです。
詳しく解説いたします。まずは役牌対子の看破から。さっきも言った通り、ドラソバの4pを残していた理由としては、ドラを引いたら使うというのが考えられます。つまり……
ドラ引いたら使う=ドラ引いても役がある
ということになります。じゃあその役ってなによ、となった時考えられるのは当然役牌ですよね。
2つ目。クソザコといいましたが要は和了りに遠いということです。例えば、ドラ3pでこんな手の場合はどうでしょう。
中は2枚切れだとして、何切りますか?
問題になりませんね。絶対4pです。
ここにドラの3pを引いても打点は落ちるわ、役作りは苦労するわでなにもいい事がありません。なら危険な4pはとっとと切るのが普通です。
では、もう少し手のランクを下げてみましょう。
これならどうですかね?ちょっと苦しいですが、一応ターツは5ブロック揃っています。
3pを引いても打点が下がる割に対して上がりやすくもなってないので、これも4p切りでしょうね。
ということは、対面の手はこれ以下だと予想できます。これより下となるとこれはもう、まごうことなきクソザコ認定です。おそらく、ホンイツのターツもまだ足りないのでしょう。
これだけわかれば、手牌の發は絞る一手です。対面は元々和了りに遠い上に、役牌を絞られると致命傷になります。連荘はかなり厳しいと言っていいでしょう。69mの両面聴牌になったら打ち出すくらいでいいと思います。
結局この絞りが功を奏し、役牌を掴まなかった脇が和了って決着。対面の親落としに成功しました。
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ここまで読んでくださってありがとうございます。今回は読みの話でしたが、読みはあくまで予想であって、確定事項ではありません。あくまで可能性を上げたり下げたりするのが読みです。
迷彩など、読みを外す手順を踏んでくることだってあるでしょう。
実戦ではその辺を踏まえたうえで、上手く読みを活用していただければと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。ごきげんよう。
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