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文芸ヌー『四諸茶々村拾遺』

天久聖一さんと書き出し小説大賞のご常連の方々がやられている読みものサイト、文芸ヌー(note版はこちら)に、『四諸茶々村拾遺』(インターネットウミウシ名義)という短編を書きました!

無い民話『四諸茶々村拾遺(しもろちゃっちゃむらしゅうい)』の一部をお気軽に読むことができます。
民話がお好きな方、ぜひともご覧くださいませ。

文芸ヌーでは無い祭り無い温浴施設無い交響曲と無い楽器を作り、今回は無い民話を作りました。なんでこんなにも「無いもの」ばかり作っているんだろうか。自分でもわかりません。そしてそんな「無いもの」をいつも優しく受け止め、掲載してくれる文芸ヌーに感謝申し上げます。

毎回まさか無いよねと思って念のため、出てくる事物を検索するのですが、今回「四諸茶々村」で検索してみたら、ちょっと雰囲気似てる名前が出てきたので「まさかあるの!?」と1人で焦ったりしました。

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よく見たら全然違っていたので安心しました。

昨日公開にも関わらず早速ご感想もいただき、嬉しい限りです。
うさつむりちゃんといっしょ』のkiris_kirimuraさんからも素敵なご感想をいただきました。やったぜ!

正直、自分でもこの話がどう終わるのかわからなくて勢いに任せて書きました。そしたら、なんかわかんないけどヤバいものができました。

ちなみに前回文芸ヌーに載せた『交響曲第17番『うろおぼえ』』に天久聖一さんがご感想をくださいました!!

飛び上がるほど喜びました。自分でもあんなに詳細に書いたのに、一切曲と楽器の画が浮かばなかったので、ぜひとも映像化(あわよくばシリーズ化)&具現化して欲しいです。小学校の音楽室とかにポヌリネッタを!

『無い民話』をつくる

今回の『四諸茶々村拾遺』は、民話が大好きだからこそ、難しかった。
だけどなぜか四諸茶々村という架空の村が浮かんだ途端に一気に筆が進んだ。

※民話愛については、こちらの記事で少し触れております。

夜の海が怖いことを書くつもりがなぜか民話のことばかり書いた。
話が逸れすぎだ。

自分はもしかしたら『映像研には手を出すな!』でいうところの浅草氏タイプなのかもしれない、とふと思った。
設定に凝り、設定から世界を膨らませていく。
設定が決まるとそこにいる人が見えてくる。
どんな性格で、どんな人生だったか思い馳られるのだ。
思えば過去に文芸ヌーで書いた『無いもの』たちも、その『無いもの』が浮かんだ途端に人物や展開が、見え始めた。
まだ私は、私自身のことを全然知らないのだ。
もっと知るためには書き続けるしかないのだ。

こういった創作の場があってくれて本当に良かった。
これからもたくさん書くぞ。



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