特別な一日の、ほんの数十分
朝、眠気の中でぼんやりと食器を洗っていたら、正面にある小窓の向こうにムクドリがシャーッと飛んできて、蛾をパシーン!とくわえてまた飛んで行った。
普段小窓の向こうに動物が来たことがないので、突然の非日常に洗いながら「わー」と声を出していた。
巣とか作ってくれたら毎日観察できるのにな。
鳥といえば、千葉で巨大鳥が逃げている。
今年は動物が逃げ回っている。
テレビのワイドショーでも生中継していたらしい。
最高じゃないか。全局でやってくれ。
🦜
海に行った。
正直、自分にとってあまりにも特別な1日で、日記に書くのがもったいなくて、文字を打ち込んでは消してを繰り返していた。
あまりの美しさに大声を出しながら見た景色、踊ったり歌ったりした音楽、そして何時間も話したことを忘れない。
心地の良い曇り空で、久々に嗅いだ潮の匂いと絶えず聞こえる波音と滑空するトンビ、ビュオオオオオオと吹く風。
季節はちょっと違うけど、この曲を初めて聞いた時のような感覚だった。
禍福は糾える縄の如し、という言葉がある。
いいことも嫌なことも編まれた縄のように交互に織りなされている。
前日にずどーんと落ち込むことがあって、数日は引っ張ってしまうだろうなと思っていたが、それが一気に吹っ飛んだ。
こういう瞬間があるから、「しょーがないなー」とぶつくさ言いながらまた明日も生きてやろうじゃないかと思えてしまうのだ。
この特別な一日の、ほんの数十分は近々お知らせできると思う。
でも正直、ちょっと考えがまとまってなくて、ぐだぐだとしてしまった部分がいくつかあった。
もっと上手に考えを言える人間になりたいな。
日記であったり、人と喋る場を大切にしていこうと思う。
🌉
『スナックカワウソONLINE』にまた出ておしゃべりをした。
また新たな台本を書いたのだけど、これがもう書くのも苦労したし、書き終えて見直したら「演じる側、めちゃくちゃ大変だなこれ……」と自分で書いておいて呆然としてしまった。
だけど公開されるのが楽しみだな。
外に出て人と集まって何かを作ることが難しい今、こうして新たなお話しを書く場をいただけるのはうれしいことだ。
このラジオのおかげで素敵な人たちとたくさん出会えている。
私は私なりに、奇妙奇天烈な台本を送り、特殊な形で感謝を伝えている。
🖖
最後に1曲だけ載せようと思う。
『粋な夜電波』みたいに和訳を先に出せたらいいな、と思ったけどさすがにそれはできないので、ご興味のある方はこちらをぜひ。
ご自宅やイヤホンの許す限りの大音量でどうぞ。
踊りたくなったらダバダバと踊りましょう。
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