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輪島市へのまさかの大雨特別警報を受けて緊急支援へ

9/24、新潟県柏崎市より、輪島市門前町へ緊急支援に入りました。
※震災のおよそ1か月後から、月に一度、石川県輪島市門前町で活動されている災害支援NPOありんこ に協力する形で入らせていただいております。

「輪島市に大雨特別警報です」
9/21(土)にテレビから流れてきたその言葉に耳を疑いました。
「マジか・・・」

震災からの復興がままならない状況での特別警報級の大雨は、
あまりに過酷な状況になることは容易に想像がつきました。

ぼくはカレンダーを見つめ
「3日後の火曜日であれば日帰りで動ける」
その考えが頭を駆け巡りました。

出発2日前の日曜日
水害作業に必要と思われる装備や道具を買い揃え、
町内会長へ「防災倉庫内のスコップやバール、じょれんなどをお借りしたい」と申し出たところ快く快諾いただき、
またビニル袋や土嚢も拠出いただきました。

出発前日の月曜日
この日は仲間たちと準備を進めてきた
柏崎つながるフェスタという大切なイベントの日。
ろうあ協会による特別映画「咲む」の上映会やイベントの趣旨に賛同してくださる出店者さんたちによるマルシェ。
そこは、ろうの方のみならず、年代も異なるまさにいろいろな人が集う場となりました。

その場で「能登半島地震/大雨災害 復興支援金」を呼び掛けさせていただいたところ、たくさんの方からご寄付いただき、6万円以上が集まりました。
これですでに買い揃えた備品に加え、食糧も購入することができます。
準備のためのタイムリミットが迫る中、スーパーへ走り、
翌日訪問予定の、床上浸水した高齢者施設への、バナナとシャインマスカットを50人分購入しました。
レトルト品は集まりやすいですが、フレッシュなものは手に入りづらいのでその時のニーズに合っていれば喜ばれます。
また今回もフードバンクにて蓄えているレスキューフーズも拠出いただき、持参しました。

9/24(火)朝5時前に自宅を出発。
今回は、急きょの出動にも即答でOKしてくれた同志の池ちゃんと共に。

今回支援に伺った、高齢者施設(グループホーム)のすぐ近くを流れる川

施設には、裏手の斜面側から大量の泥水が流れ込みました。
その時の様子は、この半年間看護師派遣で支援に入っている下記の方のインスタをご覧ください。

発災(水害)当日の画像です。

ぼくたちが行った火曜日は、青空が広がっていました。
業者さんによる床の清掃のために、
外にブルーシートを広げ、家具から何からすべてを一度外へ出しました。

屋外では別の団体の方々による側溝の清掃も行われていました。

作業時間はおよそ3時間ほどでしたが、少しは力になれたでしょうか。
また今回は、地元で支援し続けている人たちにとっても、相当な精神的ダメージがあったはずです。
「やっとここまで来たのに、なぜ、と・・・」
そして復旧作業にあたっている人が土砂崩れに巻き込まれるなどということは、それに対して何と言っていいのか、言葉がみつかりません。
まだ、行方不明の人もいる・・・
また、テレビの報道からは見えませんが、必死で泥をかき分けて生き延びた人たちも大勢おられるのです。

そういった中において、とにかく来たよと、そういったメッセージを届ける意味でも、とにかく現地へ行くべきだと思いました。
作業が進むということだけでなく、少しでも、気持ちが前向きになってもらえたなら、行動した意味があったのかなと思います。

炊き出しをがんばっておられる方々の力もとても大きなものがあります。

先日、「家族に乾杯」で鶴瓶さんと常盤貴子さんが訪問した総持寺です。

この角度でショベルカーが作業しているのは初めてみました。
現場の方々も命懸けでがんばり続けておられます。

帰り途中のパーキングにて、ようやくコーヒーを頂きながら。
以上、緊急支援のご報告でした。

これからも月に一度、まずは3月までは続けます。

被災地支援にかかる備品費や交通費など、支援金を使わせていただいております。
ご支援いただいている皆様、本当にありがとうございます。
引き続きどうかよろしくお願いいたします。

≪私たちへ支援金を託して頂ける方は下記へお願いします≫
ゆうちょ銀行
店名 一二八
店番 128
預金種目 普通預金
口座番号 3755664
トクヒ)アソビソダチアイラボ

ぼくは自分の体を使って、みなさんからのご支援を何倍にもして被災地に循環させてきます!
次は10/21-22に伺う予定です!


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