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2023年、8度目の病気再発を乗り越えて見えた答え・・・「ストーリー」の力で、多くの方と自分の人生やビジネスを「光り輝く物語」に変えていきたい僕の#自己紹介


10年近くのうつ病と極貧生活


僕、佐藤洋介は実を言うと、
長期のうつ病患者でした。


28歳の人事コンサル会社勤務時代に
うつ病を発症し、それが悪化。

10年近くにわたり、

まともに働く事ができない
日々を送っていました。

その間に、

7度の再発→休職→失業、

全財産800円の極貧暮らし。

離婚して最愛の息子とも
離れ離れになり、

絶望感から2回ほど首を吊り
自殺未遂もしました。


うつ病で休職すると、

健康保険組合から
「傷病手当金」
というのが支給されるのですが、

僕は休職を繰り返し過ぎて、

この傷病手当金が
「不支給」
となったことがあります。

そのため、
僕はほとんどお金のない
極貧生活を過ごすこととなりました。

お金がなくなった時は、

重たい身体を引き摺って
日雇いバイトに行って、

商社の巨大冷凍庫の倉庫
(気温マイナス20度とか)

で冷凍食品やアイスクリームの入った
ダンボールの持ち運びをして、

日給6000円もらって、

それでまた何とかやり繰りして・・・

という日々を送っていました。

他にも、

離婚した元奥さんからもらった

結納返しの時計などを
質屋に売ったり、

お気に入りだったDVDや洋服を
メルカリで売ったりなどして、

ギリギリの状態で
何年も暮らしていました。

これが僕の「日常」でした。


ある日、訪れた転機


そんな僕に、
ある時、転機が訪れました。

もう何年も続く
病気と絶望感に苦しんでた
ある日、


当時のメンターの
WEBサイトをたまたま見つけたのです。

何でも、その方は、
それこそ元うつ病患者で、

何度も自殺未遂したそうですが、

そこから這い上がり、
当時で年商数億円を稼がれている、

ということでした。

その方が、
インターネットマーケティングと

コンサルビジネスを教えるセミナーを
開催するとのことで、

とても興味を持ったのです。


迷いと決断


もう貯金もほとんどなく、
極貧暮らしだった僕は、
そのセミナーに行こうか悩みました。


どうせ自分は
うつ病で働くことのできない身だし、

行っても参加費や交通費が
ムダになるだけなのではないか、

とか、

騙されたりしたらどうしよう、

などと不安になり、
申込を止めました。


しかしながら、
どうしても気になるのです。


その人が自分と同じような
過去を持つ人だったこともあり、

もしかしたら
すでに終わりかけている
自分の人生が変わるかもしれない、

もう失うものは何もないのだから、

と考え直し、

うつで重たい身体を引きずって、
なけなしのお金で参加することにしました。


メンターとの出会い


そして初めて、
メンターとの出会いがあったわけですが、

セミナーは本当に面白く、

インターネットマーケティングって
面白いんだなあ、
夢のある世界だなあ、

と感激しました。

そしてセミナー終了後。

勇気を出してメンターに
個別に話しかけに行って、

自分がうつ病で、
もう10年近くも、
ろくに働くことができていないこと、

もうこのまま
自分の人生は終わってしまうのではないかと

絶望していることを話しました。


そうするとメンターは、

「あー、俺もそうだったなあ‥」

と言いながら、


「本当に人生を変えたいなら、俺のコンサル生になってみる?お金、ないんだろ?

本当のところ、コンサル料はかなり高いんだけど、まあそれはとりあえずいいから、

いつか楽勝に稼げるようになったら払ってくれ。

とにかく君は『人生の被害者』になってはダメだ。

だから、途中で諦めることはしないでくれ」

と言いました。



僕は2つ返事で、

「ぜひやります!やらせてください!」

と答え、
メンターからビジネスを教わることになったのです。


そして、役所に開業届を出し、

インターネットマーケティングコンサルタントとして、

独立することになりました。

(失業者だったので「独立」という言葉があっているかわかりませんが・・・)


自分の人生を何とか変えたい


そこから僕は、
できる限りの力を振り絞りながら、

たくさん学び、
たくさん仕事をしました。

「自分の人生を何とか変えたい」


そんな想いで一杯でした。

でも、コンサルティングのやり方は

会社勤務時代に経験していたので
ある程度分かりましたが、

インターネットマーケティングの世界は難しく、
何度も壁にぶつかりました。

知識も経験もほとんどないので、
壁にぶつかった時に、

どうやっていいかが、
まるでわからないのです。


メンターは

「考える事を諦めるな」

と言い、
答えは教えてくれませんでしたが、

僕が壁にぶつかるたびに
話をじっくりと聞いてくれて、

ちょっとしたヒントを
出してくれたりしました。

そのヒントを手掛かりに、
少しずつ、前に進むことができました。

また、メンターの元コンサル生で、
すでに成功している方も応援してくれて、

食事に連れ出してくれたりしながら、
相談に乗ってくれたりしました。


最大の試練


しかしここで、
当時の最大の試練が待っていました。

最初は、
インターネットを使ったビジネスで
独立・起業したい人向けに

オンラインビジネスの
コンサルティングサポート商品を作ったのですが、

実績0で、知名度も0の僕に、
コンサルをお願いする人など「皆無」でした。


それはそうですよね。

いわゆる

「ファーストキャッシュ(初売上)の壁」

です。


どんなにブログを書いて、
少しだけいたメルマガ読者にメールをしても、

まったく反応がないのです。

本当にこの期間は辛くて、
悔しくて仕方ありませんでした。


セミナーを開催しようと思い、
日雇いのバイトでお金を貯めて、
小さなセミナールームを借りるのですが、

(当時はまだオンラインセミナーという形式はありませんでした)

参加者は誰もいない・・・。

そんなことの繰り返しでした。


「商品を売ろうとするな、ストーリーで集めて、ストーリーを売るんだ」


「やはり自分には無理なのか・・・。自分は人生の落伍者なのか・・・。」

そんな考えが何度もよぎり、

またうつ病で寝込む日々が待っているのか、

と落ち込んでいました。


そんな時、
メンターから、ある一言を言われました。

それは、

「商品を売ろうとするな、ストーリーで集めて、ストーリーを売るんだ」

という言葉でした。


何のことか最初はさっぱりわからず
手探り状態でしたが、

思いついたままに、

自分の半生や、
なぜ独立したのか、

どんな想いでやっているのか、
これからどうしていきたいのか、

顧客にはどんなふうになって欲しいと考えているのか、

などを情報発信するようにしたのです。


そして・・・

しばらくするとある日、
セミナーの申込が2名、入ったのです。


・・・本当に信じられませんでした。

そして、
セミナー開催の日、

参加してくれたのは会社員の方2名でしたが、

その2名に、

・インターネットマーケティングとは何か、
・オンラインビジネスとは何か、
・この商品をどんな想いで作ったのか、
・作るまでにどんなプロセスがあったか、
・今、まさに自分が独立に挑戦している最中である

ことなどを話しました。

ありのままを
そのまま話しました。

そうしたところ、
1名の方が、

「わかりました。自分はどちらかというと、ずっと先を行っている有名な先生から教わるよりも、

少しだけ先を進んでいる人から近い距離で教わりたい。

オンラインビジネスを立上げて独立したいから、あなたにぜひ教えて欲しい」

と言っていただき、初契約を結ぶことができたのです。


この時の嬉しさは
一生忘れられないくらいのものでした。

それから僕は、

「ストーリー(物語)の持つ力」

に魅せられて、
研究を重ねるようになりました。

そして、
ストーリー戦略も使える
インターネットマーケティングコンサルタント

として、

約6年間で100名以上の、

ビジネスにインターネットを活用したい
個人起業家や士業の方々、

個人事業主の方々などの
サポートをさせていただく
機会に恵まれました。


また、

「メンタルヘルスケア事業」

の立ち上げにも挑戦し、
心理カウンセラーなどの資格も取得。

私と同じように、
メンタルの不調で悩んでいる方に、
少しでもお役に立てないかと、

様々な道を模索しました。


本当に、
満たされた時期を
過ごすことができました。

メンターに会いに行くという選択。
メンターに話しかけにいくという選択。

あの選択があったからこそ、
僕のどん底に居続けるしかなかった人生は、
少しだけ変わることができました。

そして、今でもメンターには
感謝の気持ちで一杯です。


8度目のうつ病再発


ところが、
2023年に入った頃から、
また精神的な調子が悪くなってきました。

うつ病の症状に特徴的な、
日内変動(にちないへんどう※)

(※)朝、体調が悪く、日中から夜にかけて、症状が良くなってくる。

が出てきて、

8度目のうつ病再発を確信しました。

医師の診察も、
やはり「再発」という診断でした。

「とにかく、静養してください」

と・・・。


1ヶ月ほど休養し、
幸いまた動けるようにはなりましたが、

コンサルティング業、
メンタルヘルスケア業を

大幅に縮小し、
ほぼ撤退に近い形となりました。

もう乗り越えたと思っていた
うつ病の再発で、
僕は絶望のどん底に再び落ちました。


「やっぱり、ストーリー(物語)が好き」


休養期間中、
しばらく経って少し元気が出てきた頃、

これからどう生きていくべきか、
何をやっていけば良いか、

色々と考えました。

でも、何を思い浮かべても、

「・・・どうせ自分には何もできない」

「・・・また、うつ病が再発するのではないか」

ネガティブ思考で
心が埋め尽くされて、
歩き出せない日々が続きました。

何を考えても、
何をやろうとしても、
動き出すことができませんでした。


でも、そのような中でも、
なぜか、

「ストーリー(物語)」

という言葉にだけは、
心が踊るのです。


「ああ、自分はストーリー・物語が本当に好きなんだな」

とあらためて思いました。


なぜそんなに好きんだろう・・・。

それは、
ものすごく正確には自己分析できていませんが、

おそらく、
これまで接してきた様々な方々、
そしておそらく自分も含めて、

「人生にはストーリー(物語)がある」

からなのかな、
と思いました。


どんな人の人生にも、
まるで映画や小説のように、
様々な出来事があり、物語がある。

良いことも、悪いことも、
全て全てが必要な経験で、
全て全てに意味がある。


そんなところに
魅力を感じているのかもしれない、

だから自分は、

「ストーリー(物語)」

という言葉を見るだけで、
心がワクワクと踊るのかもしれない、

そう思いました。


そして、
これから生きていくべき道が見つかりました。

それが、

「ストーリー」の力で、たくさんの方の人生やビジネスを「光り輝く物語」に変えていく応援をしたい。

ということです。
もちろん、自分の人生物語も含めて、です。


「ストーリー(物語)は人生を救う」

それは、
僕自身、長い間探し求めていた、

「揺るぎない人生のコンセプト」

であることも確信できました。


そして僕は今・・・


そして僕は今、
また転んで、
埃にまみれた服をようやく払い、

いつもの笑顔と姿で、
活動をしています。


やりたいことはたくさんあるのですが、
まず始めたのは、

「ストーリー(物語)ライター」

起業家さんや
個人事業者さんの人生の中から、

「物語」

を見出して、
信頼残高を高める物語プロフィールの作成などを行っています。

(ポートフォリオです)


それ以外にも、
映画や小説、漫画などの
ストーリー(物語)から学べる、

人生ストーリーのクオリティを
高められる情報の発信もやりたいし、

商品やサービスを販売するための
マーケティング・ストーリーの執筆なども
またやってみたい。

WEB小説の執筆などにも
挑戦してみたい。

他にも、
ストーリー関連でやりたいことがたくさん・・・

また働き過ぎて調子を崩さないように
注意しなければなりませんが、

一歩一歩、
決して諦めることなく、
しっかりと歩いていきたいと考えております。

多くの方の人生物語、
そして僕自身の人生物語も、

「ハッピーエンド」

で終わることを願いながら・・・。


それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました^^


【講演・対談記録】


2022年6月

「精神疾患・建前なしの本音トーク」@横浜



「精神疾患・建前なしの本音トーク」

というイベントにて登壇させていただきました。

うつ病の10年にわたる

闘病生活から独立に至るまでの過程、

独立してからの経験などについてお話をさせていただきました。

このような機会をいただけて大変感謝しております。


2022年5月12日

ランチ対談@橫浜健康住宅「呼吸する家」オンリーハウス




橫浜健康住宅「呼吸する家」オンリーハウスでの
ランチ対談ゲストとしてお招きいただきました。

仕事に押しつぶされてうつ病になってしまった背景と、
その後、独立に至った道のり、

そして現在の取り組みについて、
40分ほどお話をさせていただきました。


2022年2月20日

@東京福祉専門学校


精神保健福祉士をめざす
社会人学生さんたちへの授業にて、
自身のうつ病からの
独立経験をお話させていただきました。

オミクロンのため、
完全オンラインとなってしまいましたが、
画面越しには数十名の学生さん達が
いらっしゃったので、かなり緊張しました笑。

後から聞いた話ですが、
うつ病時代の話が生々し過ぎて、
調子が悪くなってしまった生徒さんがいらっしゃったとか(汗)

本当に申し訳ないことをしてしまいましたが、
うつ病の人たちを守っていく使命のある
精神保健福祉士さんとして、
今後、ぜひ活躍していただきたいと思います。

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