粂耀介(くめ) 株式会社SalesNow取締役

株式会社SalesNow 取締役兼COO 神戸大学経営学部卒 ITスタートアップ経営者…

粂耀介(くめ) 株式会社SalesNow取締役

株式会社SalesNow 取締役兼COO 神戸大学経営学部卒 ITスタートアップ経営者の視点から、経営やセールスについて発信します。 『SaaS+Database』の領域で新しいセールスインフラを創る挑戦中。 セールチームの武器となるデータベース「SalesNow」を運営。

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最近の記事

【徹底解説】Salesforce/HubSpotにおける企業データ活用大全

BtoB企業ではSFA/CRMとしてSalesforceやHubSpotを活用されている企業様は多いのではないでしょうか。社内にハウスリストは何件溜まっていますでしょうか。 事業が大きくなるほどハウスリストは膨大になり、多ければ数万件~数十万件にも上ります。 これは過去億単位の予算をかけて獲得した資産(=お宝)であり、活用しきれないことは大きな機会損失です。逆に言えば、「ハウスリスト」という「資産」(≒宝の山)である企業情報を最大限活用すると『リード数・商談数・受注数・売

    • 営業生産性革命への挑戦。新世代のビジネスモデル『SaaS+Database』

      ここ数年、日本のセールス領域においてデータ活用やAIによる営業生産性改善という大きな潮流が来ています。 様々なITツールやサービスが登場しており、あらゆる角度から生産性向上が図られています。とくにセールステックSaaSや、営業特化コンサルティングなど、営業生産性向上の解決策は日進月歩しています。 それでも依然としてセールス領域には根深い負が残っています。ツールやサービスが数多ある中で、なぜセールス領域には依然として課題が残っているのか。どうすれば解決に繋がるのか。Sale

      • 新時代のセールス手法:セールスインテリジェンスとは

        このnoteでは、新時代のセールス手法「セールスインテリジェンス」についてまとめたいと思います。 セールスインテリジェンスとは、一言でいえば、セールスチームにデータを与え、「雑務からの解放」と「成果の向上」を実現することです。 今、セールスの生産性改善のために、セールスインテリジェンスによる「データの活用」が注目されています。 このnoteでは、海外でも急成長し既に主流となっている「セールスインテリジェンス」とは何なのか、セールスインテリジェンスで何を解決できるのか、海

        • 【1時間でわかる】BtoBセールスの教科書

          このnoteでは、「BtoBセールス」に関する体系を教科書のようにまとめたいと思います。 弊社QuickWorkは10,000社以上のBtoB営業支援実績・顧客満足度No.1を誇るSaaS「SalesNow」を提供する会社です。SalesNowはリリースからわずか数年で、BtoBセールスやマーケティング関連のメディアなど、150を超えるメディア掲載をいただき、営業支援領域で「使いやすさNo.1」「顧客満足度No.1」を獲得しました。 大企業からスタートアップまで、多種多様な

        【徹底解説】Salesforce/HubSpotにおける企業データ活用大全

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        • 創業ストーリー
          2本

        記事

          【創業2期目:黒字化×300%成長】COOから見たBtoB SaaSスタートアップの軌跡

          2019 年 8 月 1 日に村岡(CEO)と粂(COO)の 2 名で創業した QuickWork は、自己資本比率 100 %かつ黒字を維持しつつも、第 2 期の最終月である 2021 年 7 月時点でメンバー数 64 名まで拡大し、売上規模として昨年比 300 %以上(T2D3 の成長水準をクリア)の成長を遂げることができました。 また、前回記載した創業後 1 年間( 2019 年 8 月〜 2020 年 7 月)の試行錯誤をまとめた「【0→1】非エンジニアがWeb開発

          【創業2期目:黒字化×300%成長】COOから見たBtoB SaaSスタートアップの軌跡

          卓越したオペレーションによる、競合優位性の創出と顧客への体験的価値の提供

          弊社では卓越したオペレーション(オペレーショナル・エクセレンス)を創業当初から意識し、競合優位性の一つにすべく注力しています。また、オペレーションを洗練させることで、顧客が受け取る体験的価値(サービス活用の一連の体験を通した価値)の向上を目指しています。 今後の社内方針を言語化するためにも、卓越したオペレーション・競合優位性・体験的価値について、整理したいと思います。 ①卓越したオペレーション(オペレーショナル・エクセレンス)とは?様々なオペレーションや社内のバリューチェ

          卓越したオペレーションによる、競合優位性の創出と顧客への体験的価値の提供

          創業1年で年商2億円ラインを突破したQuickWorkの6つの成長戦略

          2019年8月に創業したQuickWorkは、創業1年以内にMRR1,500万円突破、利用企業5,000社突破するなどスピード感を持って成長しています。また、ありがたいことに、多岐にわたる表彰(HRアワード プロフェッショナル部門入賞、営業支援ツール顧客満足度No.1、離職防止ツール顧客満足度No.1など)をいただくことができております。まだまだ発展途上の会社ではありますが、この成長を支えた6つの戦略を振り返ってみたいと思います。 1. 投資を一切受けずにスケールするQui

          創業1年で年商2億円ラインを突破したQuickWorkの6つの成長戦略

          【創業1年5ヶ月で6,500社導入】SaaSスタートアップのリード獲得戦略【1万字】

          2019/8/1にQuickWorkを創業してから1年5ヶ月が経過しました。創業からの弊社サービスの無料トライアル社数は、累積で6,500社を越えています(試した経路数は39件)。その分、数多くの失敗もしてきましたので、私たちの経験を共有することで、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。またSaaS領域で働かれているマーケ担当の方々に、QuickWorkに少しでも興味を持っていただければと思います。 下記のnoteにて開発視点での創業ストーリーが1万PVを越えて好評でした

          【創業1年5ヶ月で6,500社導入】SaaSスタートアップのリード獲得戦略【1万字】

          生産性改善のために社内で実施している14のこと

          株式会社QuickWorkでは、Visionとして「Be Productive -社会の生産性を底上げする-」を掲げています。他社の生産性を高める立場として、自社内の生産性は世界一であるべきだと考えています。 そのため、社内の基本スタンスとして、 ・無駄だと思うことは一切しない ・可能な限り全て自動化する ・最小限の時間で最大限の価値を出す は常に意識しています。 その基本スタンスを元に、生産性を高めるために実施している14のことをご紹介できれば幸いです! ■想定読

          生産性改善のために社内で実施している14のこと

          【0→1】非エンジニアがWeb開発で、1年で年商2億円ラインを超えた話。

          2019年8月1日に株式会社QuickWorkを創業し、先日2020年7月31日に1周年を迎えました。創業1期目にして年商2億の月次売上のラインを突破し、黒字決算を迎えることができました。

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          【0→1】非エンジニアがWeb開発で、1年で年商2億円ライン…