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提案の型に含まれる5つの要素-概要編

このnoteの概要

こんにちは、村井庸介です。

就職・転職における内定取り消し、自宅待機が増え今後のキャリアについて悩む方の話を聞く中、僕が世の中に貢献出来ることは何かと考え、働き方・キャリアについて、出版した2冊の著書をもとに、このnoteを始めました。

今回は、このキャリアnoteの一つのメインテーマである、提案の「型」、GISOVの概要について解説していきます。

提案の型_「GISOV」

前回のお話しでは、仕事の付加価値を決めるのは、提案であり、提案は全ての仕事に繋がる基本という話、そして提案の型が、私自身の身を助けてきた話をしました。その提案の型は、野村総研で教わったものになります。

そして、提案の型は、5つの要素の頭文字をとって「GISOV(ジーアイエスオーブイ)」といわれて伝承されてきました。

この5要素は、提案に至るまでのステップ論と捉えても構いません。

1.Goal
本来目指すべき目的、あるいは目指したい目的を明確にすること

2.Issue
それを阻害する課題を発見すること

3.Solution
課題を解決する、または課題が課題でなくなるための最善の方法をみつけること

4.Operation
解決策を実行する具体的な計画を立てること

5.Value
相手が良くなるために提供できる自社(自身)の価値を伝えること

これが、提案の型になります。文字だけでみると、「そんなのあたりまえ」と思うかもしれないですが、「あたりまえをあたりまえに行う」のが実は難しかったりします。また、「あたりまえ」ゆえに誰でも取り組める「型」として成り立ちます。

「型」になることの重要性

10年で8社も転職すると、「なぜ、そんなに転職できたのですか?」と聞かれることもあるのですが、その回答こそが「型」になります。
言い換えると、

「どんな仕事でも共通する基本に沿って、それを実行する「型」を身に着けていたから」

とも言えます。

例えば、新しい職場であっても、出来るだけで早い段階で、
・その会社が必要としていることで、
・かつ現状では出来ていないこと
・さらに自分になら出来そうなこと
を見つけ、自ら率先して手を上げ、問題解決することで、会社やお客様への貢献に繋がります。

「型」になっているので、あれこれ考える必要がなく、スピーディーに取り組めるので、転職先の企業でも早期に次の仕事を任せて頂けるのです。

結果として、仕事は、相手に貢献することを通じて任せられるまた量、難易度も変わってきます。これを別の言葉で「信頼残高」と僕は言ったりますが、これを積み重ねていく、最初の一歩は「○○しましょうか?」といった提案からになります。

「最初から行きなし、凄い提案は出来ない」と思う方もいるかと思いますが、最初から大きな成果は狙わなくていいと思います、議事録とりやコピー取りでもいいと思います。その組織で、今何が必要で、自分が貢献できることが提案につながっていくのです。

次回は「良い提案」とGISOVの型がどのようにつながっていくのか、投稿したいと思います。

引用文献:どんな会社でも結果を出せる!最強の「仕事の型」

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