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【読書レビュー】 メモの魔力

こんにちは。すけです。
今日も1日お疲れ様でした。

今日は『話の要点を掴むための3つのステップ』ということについて、書きたいと思います。実はこれ、私がよく新卒時代に上司から怒られていたことなんです。

・『君は本質を理解していないまま仕事を進める』
・『そもそも、今起こっている問題って何か理解してる?』
・『内容を分かって話していないのがバレバレ』

・・・ちょっと、思い出しただけで、胃がキリキリしてきます。w


よく、要領の良い人のことを「地頭が良い人」って表現したりしますよね。そして私は、地頭の良さは、生まれつきの才能だと思っていました。


ただ、この本を読んで考えが変わりました。

“地頭力”は鍛え方次第で身につけられる。


この本を読むまでは『学んだことや聞いたことを記録するのがメモ』だと思っていました。ただ、本の著書である前田さんはこう言っています。

『メモは、物事の要素を抜き出して、抽象化したもの』

“抽象化”と聞くと、何か聞き慣れない言葉に感じるかもしれませんが、私たちは、この抽象化を普段の日常でも使っています。


例えば・・

・人参、じゃがいも、なす、ピーマンの抽象化 → 『野菜』
・英語の文章で、『動詞の後に、“ed”がついた文章』の抽象化 →『過去形』

要は、抽象化とは要素ごとの共通点を抜き出すことで、私の日常生活の中では、
コミュケーションを円滑化する役目を果たしてくれています。

なので、この本で言うメモとは、普段身の回りにある物事を言語化して、転用可能な要素(本質)に置き換えておくことを意味しています。


この抽象化を、3つのステップに分けて説明したいと思います。

【自分が反応するものを見つける】
例えば、自分がよく行くカフェの居心地が良ければ、『何となく居心地が良いな』という感想で終わらせず、『居心地が良い理由』を書き出してみましょう。

② 【要素を言語化してみる】
・座席と座席の間隔が一定に保たれている → 圧迫感がない
・お客の年齢層が高め → 雰囲気が落ち着いている
・お店が回転率を意識し過ぎていない → 単価設定が高め

③ 【他の場面に転用する】
・デートや商談のお店選びの基準にしてみる
・自分がカフェの経営をする際に、②を意識してお店の設計をしてみる 等々

以上を訓練していくことで、本質を掴む訓練ができるようになっていきます。上記のステップのように、まずは、自分の好きな小説とか、映画の内容を、ツイートにまとめるだけでも良い訓練になりそうですね。

あと、この本の付録には、自己分析の為の質問集もあるので、興味ある方は、是非読んでみてください。


そして、このメモの魔力ですが、Amazoオーディブルであれば無料で読めるので、以下にリンクを貼っておくので、興味あればチェックしてみてください。
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え、Amazonオーディブルってなに?という方は、こちらの記事にサービス内容から無料登録の方法までをまとめているので、ご覧ください。



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

明日からまた一週間始まりますね。
まずは月曜日、気楽に頑張っていきましょうー


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