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【マーケティングに必要なこと】ジョブ理論

自分は、webマーケティングのお仕事をしています。

webマーケティングとは、ざっくり言うと、企業がAという商品を売りたい時に、その商品をwebでどう知ってもらって、売れるかを考え、最適な広告戦略を、提案するお仕事をしています。


そんな中、最近面白い本を見つけたので、自分と同じようなお仕事をされている方、短い文章ですが、ご参考にしていただければ幸いです。

今回ご紹介するのは、『ジョブ理論』です。

まず、ジョブ理論って何かと言うと、

『人が何かを買うときは、その人が抱えている課題 (ジョブ) を解決する為で、そのジョブを理解することが、マーケターにとって何より重要だ』と著者は述べています。


例えばですが、ネットフリックスの競合はどこだと思いますか?

ぱっと思い浮かぶのは、Hulu、アマゾンプライム、U-NEXTとかですよね。


ここで、人がネットフリックスを通して、何を解決しようとしているのかを考えてみましょう。

『Hulu (他のサービス) に見たい映画がない』とか、『ただ単に暇をつぶしたい』とか、色々あると思います。


ただ、この本によると、それは、『リラックスすること』だと言っています。

つまり、人は、リラックスのためにネットフリックスに申し込んでいて、マーケティングの観点から言えば、リラックスのためにすることなら、何でも競争相手になり得るということです。

たとえば、今話題の任天堂スイッチと競い、ワインを飲むこととも競う。ケーキを食べることとも競う必要があるかもしれません。( エアビーアンドピーを例にとっても同じ事が言えます。顧客のジョブを、単に宿泊したいというだけではなく、『関わりたい事に関われる場所 』と定義すれば、もしかすると、競合先はレストランやバー、ミュージカルになるかもしれません。)




つまり、顧客が特定のプロダクト / サービスを生活のなかに引き入れるのは、彼らにとって重要なジョブが発生し、まだ満たされていないときに、それを解決する為で、そのジョブを特定する作業が大事になってくるという内容でした。

とはいえ、今すぐにこの考えを採用して、企業に対していきなり『御社のジョブは何でしょう!?』とか質問すると、変な感じになってしまうと思うので・・。

自分の中で、一つの考え方として持っておくと、企業側が思いつかなかった面白いアプローチの仕方とか、提案出来るようになるかもしれません。



そんな訳で、ジョブ理論のご紹介でした。

少しでも、明日からのお仕事に参考としていただければ、嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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