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女子サッカーは競技としてさらに成長する

こんにちは、よっしぃです。
なでしこリーグが開幕してもうすぐ1ヵ月ですね。
私は静岡在住なので現地は行けませんがリモート観戦でも十分楽しめています。
今回は女子サッカーの未来について考えていることを書いてみました。

データ理論がサッカーにもたらしたもの

男子のサッカーは大きく発展しました。
これは科学技術によってもたらされたものが非常に大きいと考えています。
コンピューターの処理能力向上とAIの導入により欧州では様々なベンチャー企業が台頭しサッカー界に大きな波を起こしました。
これはFootballistaの2015年12月号で特集されています。もう5年前です。

Liverpool FCを買収したFSGがマネーボール理論を導入したことも当時話題になったかと思います。
サッカーは野球と違って数値化がしにくいことは容易に想像できると思います。数値化しにくいという問題をどのように克服していくのかというのも興味の対象ではありました。
そして最初は失敗もありました。

試行錯誤を繰り返し、バランスを見つける形となりました。

そして18-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、19-20シーズンのプレミアリーグを獲得しています。

これは科学技術の発展によって良い選手、戦術を見つけやすくなったことを表していると考えて良いのではないでしょうか?

女子のプレーデータもこれから一気に増えていく

今は女子の試合も簡単に視聴できるサービスが充実するようになりました。
そこに映像解析によって選手やボールの動きを記録する技術が入ったらアップされている試合分のデータが収集できます。

またトラッキングデータ収集技術もこれからさらに安価になり各国のトップリーグや代表戦のデータはより集まりやすくなると考えられます。その先はさらに高度化したデータ分析が待っていることでしょう。

そこで女子の身体能力に最適化された戦術が生まれるかもしれません!

トレーニングの科学も進歩している

データが揃うということは競技の中で重要とされる要素も整理されることになります。そして発見された要素を伸ばすためのトレーニングもデータ収集によって定量化できるため、より効果的・効率的なトレーニングが可能になります。

怪我に関することも研究されています。

このような研究が進められることでパフォーマンスの向上・維持や怪我の予防や復帰の計画の鮮明化が進んでいると考えています。
実際にトップ選手の選手寿命は延びているのではないでしょうか?

女子アスリートの研究はまだ浅い?

先に断っておきますとこれは完全な憶測です。間違っていましたら申し訳ありません。
男性と女性では体の作りが異なっています。女性の体だからこそ起こりやすい怪我や生理の関係についての研究は始まったばかりではないでしょうか?

男子で行われていたトレーニングをそのままではなく、女子にとって効果的な形に変わっていくことで個人レベルでの強化も期待できます。

最後に

男子サッカーが発展した道のりを後追いにはなりますが、女子サッカーも歩みます。欧州では女子サッカーへの投資が始まり、競技として夜明けを迎えたタイミングだと個人的には考えています。

様々な試合を見てみても陣形が崩れやすい、ボールウォッチャーになりやすい、剥がす・仕掛けるプレーが物足りないといった身体能力以外ののびしろがまだ十分にあります。競技のハード面に関する議論はまた次回やります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ここで紹介している記事の他に参考になるものがありましたら是非コメントにてご紹介ください。

女子サッカーを文化に!

よっしぃ

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