見出し画像

プロモーション施策を考える個人的な手順とポイント:「ひらめき+理詰め」で両攻めを

プロモーション施策の考え方を話すことが、最近たまたま複数回あったので、その場でパッと回答した内容をもとに改めてまとめてみました。

ひらめきと理詰めの交点を見出すイメージで考える

いきなり良さげなアイデアをひらめくこともあります。逆に、理詰めから徐々にやるべき施策を見出すこともあります。

しかし、結局はその交点を見出すようなイメージで、「これだ!」と思える最終形に落ち着くことが多いです。

企画のポイント.002

ひらめきだけでは、やはり細かい環境/状況を踏まえきれていないことも多く、ブラッシュアップを重ねるうちに、次第に理論立った形に仕上がることが多いのです。

逆に、理詰めだけでは「1+1=10」のような、突然変異を期待できそうな施策にはなかなかたどり着けません。

そのため、その両側から交点を見出すようなイメージで考えることが、最近は多いです。

ひらめきは「日頃のインプット」から。そこから「必要になってからの調査 + 誰かとの壁打ち」で理屈に仕上げていく

「ひらめき」と言うと、「いざアイデアを出せと言われたときに、0から1を生み出せるスキル」のことにも聞こえるかもしれません。

しかし、実際は「日頃のインプットを即座に複数組み合わせて、化学反応を起こせるスキル」じゃないかなぁと思います。

では、そこからどう理屈に落としていくか。「必要になってからの調査 + 誰かとの壁打ち」です。

企画のポイント.003

ひらめきが前提としていたことは、本当に正しいのか。もう少し他の視点を取り入れると、また違った面白さが出てこないか。あるいは懸念が出てこないか

こうした検討を実際にヒアリングしたり、ソーシャルメディア上でリサーチしたり、他のメンバーと壁打ちしたりして進めていくことで、理屈を持った説得力のある完成形へと近づけていきます。

理詰めは「環境/状況 → 問題/課題 → 誰に何と思ってもらうか → どんなものを作るか」で進める

理詰めで考えてみる場合は、下記の4つのステップで進めることが多いです。

企画のポイント.004

1. 環境/状況分析

自社の状況はどうか、他社の状況はどうか、市場や顧客の状況はどうか等を検討・整理します。

3C、SWOT、STPなどのフレームワークで考えることもありますし、シンプルに予算などの制約条件を整理することも含みます。

ここで注意したいのが「フレームワークに当てはめることが目的ではない」ということ。フレームに上手くまとまらなかったり、逆に分かりにくくなる場合は、無理に当てはめて考えずに適当な箇条書き等で一旦整理した方が、考えやすいことも意外とあります。

2. 問題と課題の整理

1で分析した状況を見て、問題 = 理想と現実のギャップと、課題 = その問題を解決するためのアクションを整理します。

ここでは、弊社サイボウズの議論で用いている「問題解決メソッド」と呼ばれるフレームワークを用いています。詳しくは下記の記事にて。

3. 「コンセプト(誰に何と思ってもらうか)」を検討する

2で見えてきた課題をもとに、「では、誰(どんな人)に何と思ってもらえる施策を考えればいいか」を検討します。

この「誰に何と思ってもらうか」というフレームワークを、サイボウズでは「コンセプト」と呼んでいます。こちらも詳細や利用例は下記の記事にて。

4. 最後にクリエイティブや出稿媒体などを考える

ここまで来たら、あとはクリエイティブや出稿媒体などを決めます。

・どんな内容を
・どんな表現で
・どこで届ける?

こういった部分を詰められれば、施策としてまとまったものに一旦仕上がっているはずです。

最後は見直し

施策としてまとまった段階、あるいは最終アウトプットとしてまとまってきた段階では、例えば下記のようなポイントで見直します。

・当初の「誰に何と言ってもらいたいか」からブレていないか
・こちら側に「言いたいこと」だけになっていないか
・十分なクオリティに仕上がっているか

企画のポイント.005

おしまい

以上、何かのご参考になれば幸いです。

ちなみに企画書はこんな感じで書いています。

=====

本記事の元になったツイートはこちら。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ありがとうございます!
94
サイボウズ 製品ブランディング チーム。最近はWeb記事やマス広告の企画など。マーケティングや音楽に関する話が多めです。

こちらでもピックアップされています

マーケティング関係
マーケティング関係
  • 5本
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。