所謂ひとつのジャパニーズホラー
約8年間の七転八倒に終止符を打ったのは27回目の秋を迎えた頃だったと思う。厳密には、実際に最後を決めたのは向こう側だった。それから28回目の春まで踠いていた。簡単に言えば後悔と懺悔の連続である。苦しくて苦しくて、過去にまつわるものは全て月曜日の朝に燃やしてもらったし(世田谷区の決まり)、向こう側もそれについては痛く協力的な態度をとってくれていた様に思う(皮肉にもね)。28回目の梅雨を迎える目前に漸く心の折り合いがつきそうな兆しが見えた矢先、向こうからある知らせが届いた。まさに