見出し画像

【東京・両国】雨の日のお出掛けに、600円で1日楽しめる江戸東京博物館

 江戸東京博物館、トリップアドバイザーの墨田区観光スポットランキングでは、東京スカイツリーを抑えて1位の座にあります。

 オープンは1993年、私は大人になってからしか行ったことない博物館ですけど、大人が観ても確かに面白いところ。入館料は常設展のみだと600円という安さ、展示品はゆっくり観れば丸1日かかるであろうボリュームです。
 雨の日や暑い日、広い館内で涼みながら1日を過ごす、なんていうのも悪くないでしょうね。お子さんがいれば、夏休みの自由研究にも最適… 今時は自由研究なんてなくなっているのかな。

 この日は朝から入館で、その前に両国駅でざる蕎麦で腹ごしらえ。『文殊』は安くて美味いのでお勧めです。

 
 まずは江戸時代の展示から。圧巻なのはジオラマで、よくここまで作り込んだな、一体どれだけの手間をかけたんだろうと感心するものばかりです。この日は「明暦の大火」についてじっくり読んでみましたけど、江戸の街の半分以上が焼けた大火事。その後の江戸はこの火事があってこそ大規模な拡大をみせたので、歴史として見れば「災い転じて福となす」だったんだなと。

 
 そして時代は進み明治に。東京と名前が変わっても、災害は降りかかってきます。
 関東大震災で10万人、昭和に入って東京大空襲でも10万人の犠牲者。東京も数々の悲劇を乗り越えて、今日の繁栄があるんですね。

 そして食についての展示も充実しているのが江戸東京博物館の特徴で、江戸時代の寿司はデッカくて、漬の作り置きだったんだなと。
 学校給食は、年代ごとの変化がわかり易いよう当時の流行グッズと並べての展示。懐かしさに浸ることができますよ。

 江戸東京博物館を出て、ついでに近くの吉良邸跡に。赤穂浪士はここで討ち入って、高輪泉岳寺まで結構歩いたんですね。

 最後は遅めのランチ、いつも混んでいる『タンメンしゃきしゃき』に。暑い日に熱々タンメンもたまには悪くないもの、野菜たっぷりで健康的なのが何よりです。


最後に
 冒頭にも書きましたけど、夏は暑くてお出掛先に困るもの。そんな時の選択肢として、この博物館もいいものですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?