速度を上げるばかりが人生じゃない。自分のペースで。#私にとってのVoicy2021
こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。本日はVoicy編集部が募集中の「#私にとってのVoicy2021」というテーマで放送を収録してみたいと思います。タイトルは「速度を上げるばかりが人生じゃない。自分のペースで。」です。よろしければ最後までお付き合いをお願いします。
さて「#私にとってのVoicy2021」というトピックです。今年の2月に初めてVoicyで放送をさせて頂きました。自分の声をインターネットを通じて届けるという経験はしたことがありませんでした。戸惑いつつ放送をお送りしまして、今日の放送が289回目ということになります。思えばたくさんの回数放送させて頂きました。たいへんに拙い放送ではありましたが、聞いて頂いたリスナーの皆さま、誠にありがとうございました。
Voicyの放送は2月から11月までは順調に収録できていたのですが、12月に入ると本業のほうがたいへん忙しくなり、収録が間遠くなってしまいました。Voicyの収録用のアプリはたいへん使い勝手が良いので、それほど時間や手間がかかるという訳ではないのですが、心に余裕がないとマイクに向かうのは難しいなと実感しました。どんなことでもそうだと思いますが、頑張りすぎると心が折れます。自分のペースで収録を続けていくのが良いと思っています。
インドの政治指導者マハトマ・ガンディーの言葉です。There is more to life than increasing its speed. 速度を上げるばかりが人生ではない。あまり頑張りすぎると挫折を招きますので、ちょっと速度が落ちても着実に進む方が良いかなと思っています。
もともと100年ニュースという放送ですので、ちょうど100年前のマハトマ・ガンディーの様子を紹介いたします。マハトマ・ガンディーは1869年10月2日生まれです。ですので100年前は52歳でありました。第一次世界大戦中にイギリスは植民地インドの将来の自治を約束しました。この約束を信じた多くのインド人がイギリス植民地軍に志願し戦いましたが、戦争が終わるとイギリス政府は方針を転換しインド人の期待を裏切ることになります。
そしてマハトマ・ガンディーはインド国民会議という独立運動に参加し、不服従運動を始めることとなりました。1919年4月13日にイギリス軍が武力で抗議する市民数百人を殺したアムリットサル事件が発生すると、ガンディーの非暴力不服従運動は全インドに拡大することとなりました。イギリスから輸入される工業化された綿製品を着用せず、伝統的なインド式の綿製品の着用を訴えたのもこの頃です。イギリス製品の不買運動になります。
ガンディーはこの運動のため計6回投獄されます。ちょうど100年前の1922年3月18日には過去2年間の不服従運動のため6年の懲役刑の判決を受けています。インドが独立を果たし、インド連邦が成立するのは1947年8月15日です。独立を果たすまでまだ25年の歳月が必要だったことなります。速度を上げるばかりが人生ではない。この言葉が胸に響きます。
さて本日は12月28日火曜日です。私が経営しております株式会社キュリエも本日が仕事納めでして、明日からは年末年始のお休みになります。故郷の新潟に戻りましてゆっくり過ごす予定です。明日の朝9時台の新幹線で東京駅から新潟に向かいます。数年振りの強い寒波で新潟は大雪のようです。ちょっと心配ではありますが、子供たちは雪遊びが出来るということで、大はしゃぎで喜んでいます。
ということで、本日は「#私にとってのVoicy2021」「速度を上げるばかりが人生じゃない。自分のペースで。」というタイトルでお送りいたしました。もしご参考になったのであれば大変嬉しいです。本日が今年最後の放送となります。ありがとうございました。以上「100年ニュース」「毎日が100周年」吉塚康一でした。ご機嫌よう。よいお年を。
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