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【Voicy】あなたがパーソナリティになる方法 #Voicy5周年 (2021.9.19放送)

こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。本日はいつもとは違いまして、Voicy編集部が募集中の「#Voicy5周年」というテーマで放送を収録してみたいと思います。タイトルは「あなたがパーソナリティになる方法」です。よろしければ最後までお付き合いをお願いします。

Voicyさん5周年、誠におめでとうございます!Voicyは非常にレベルが高い音声メディアのプラットフォームで、素晴らしいサービスです。パーソナリティとして日々Voicyを通じて音声配信が出来ることを大変嬉しく、また誇りに思っております。

私がVoicyで配信を始めるようになったのは今年の2月下旬ですので、現在半年とちょっとということになります。普段は会社の経営をやっておりまして、このような音声での放送を収録するというのはやったこともありませんでしたし、完全な素人であるわけです。したがって、たいへん拙い放送なわけですが、それでもこの半年で少しずつコツがわかってきまして、自分自身楽しみながらやっております。

このVoicyの特徴であり、また大変優れている点なのですが、パーソナリティになるための審査が設けられているという点があります。しかもこの審査が大変厳しく、審査通過率は5%とのことです。この審査によってレベルの高いコンテンツがリスナーさんに約束される、という仕組みになっています。この点、自分の拙い放送のことは棚に上げてしゃべっております。自分のレベルが低いことは自覚していますので、Voicyさんのほうで私の審査を通したことを後悔しているんじゃないかと心配しているところになります。

私自身がですね、リスナーとして様々なパーソナリティーの放送を楽しませてもらっています。皆さんすごいなーと感じるわけですが、これは自分の放送に活かすというよりも、純粋に楽しみながら皆さんの放送を、いちリスナーとして聞いております。もともと私はラジオを聞くのが好きで、ポッドキャストもよく聞いています。その意味で音声コンテンツ自体は大変好きなんですね。移動中の時間を有効に活用するという目的で聞いたり、あるいは他の作業をしながら聞き流したり、ということです。

そして聞くだけではなく、発信したい、と思うことは非常に自然なのではないでしょうか。様々なプラットフォームがあるようですが、発信する際に非常に便利と言いますが、ストレスがかからないのもVoicyの特徴のひとつだと思います。非常に簡単です。スマホの扱いを苦手とする私が出来ているくらいですので、まぁ簡単なんですね。Voicyさんのエンジニアの方々はたいへん優秀だと思います。細かいアップデートによって日々収録側の使い勝手が向上している、と感じます。

さてそのような素晴らしいプラットフォームであるVoicyですが、発信するためには、先程の審査通過率5%の壁を突破しないといけないわけです。社長の緒方さんによれば、現在Voicyには毎週200~300人の応募が来ていて、その中から2、3人が審査に通過しているとのことです。基準はシンプルで、「この人の話を聞きたいと思えるか」という点だそうです。つまり放送のアングルやテーマというよりも「人」が重要ということだと思います。

私の場合は、会社経営に関する発信よりも、自分の研究テーマである近代史について発信したい、と思ったのがVoicyに応募した切っ掛けでした。ツイッターで「100年ニュース」「毎日が100周年」という内容をテキストベースで発信しているのですが、どうしても文字数に制限がありますし、詳しい話が出来ない。その点音声コンテンツであれば、まぁしゃべるということですから、非常に簡単に、またある程度まとまったボリュームの内容を発信できます。発信することで自分の研究も進みます。この点非常によかったと思います。

一方でVoicyをはじめてから気が付いたのですが、やはり百年前の出来事に限定すると、どうしても非常にマニアックな話になってしまうということです。毎日歴史上の大事件が発生しているわけではありませんので、どうしてもマニアックになる。私自身は非常に興味を持っているのですが、多くの人にとってはどうでもよいこと、ということになります。その意味で緒方さんにいうような「聞きたい話」にするのが難しいかなと思っています。もちろん話が上手であれば、そのように膨らませることが出来るのでしょうが、私にはその才能はないなと。

そこで時折、100年前の出来事や、歴史的事象の紹介とは無関係に、自分自身のことを話すようになりました。するとこれは意外に反応が良い。現在では100年前の事象、すなわちもともと意図していた「100年ニュース」「毎日が100周年」という放送だけではなく、自分をさらけだすような放送、これが意外にリスナーの皆様の関心をひいて、何らかのお役に立っていると感じるようになりましたので、そちらも含めて行こうと考えています。つまり話のテーマ、ジャンルに変更が出てきている、ということです。

さてVoicyの審査通過率5%の壁ですね。私自身の体験から言えば「100年ニュース」というテーマで、まずは通過させてもらったのですが、なにぶん素人がやっているものですから、やっていくうちに徐々に変形していくこともある。変形は決して悪い事ではなく、ひとつの進化だと捉えています。よってもし皆さまのなかに、自分もVoicyで放送をしてみたい、という方がいらっしゃれば、やはりどのようなアングルやジャンルで放送をしたいのか、ということよりも、まずは自分が何者なのか、つまり「人」についてしっかりとVoicy側に伝えることが大事かなと思います。

ご参考になったのであれば嬉しいです。

ということで、本日は「#Voicy5周年 あなたがパーソナリティになる方法」というタイトルでお送りいたしました。もし宜しければ是非フォローをお願い致します。以上「100年ニュース」「毎日が100周年」吉塚康一でした。ご機嫌よう。


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