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米山議員とフェミニストの方々の「論争」について

衆議院議員の米山隆一氏が、ツイートの内容を仁藤夢乃さんや北原みのりさんや石川優実さんなどいわゆる「フェミニスト」の方々に批判をされて、それを単なる「罵倒」としか捉えず、さらにその妻が感情的にヒートアップして泥仕合の様相を呈している。 あまりにも不毛な展開になってしまっているので、少し整理したい。 まず米山氏は国会議員で公人なのだから、過去の全ての経歴について全てが批判の俎上に上げられるのは当然。 そして新潟県知事時代に女性問題で辞職したのは事実で、そういう過ちを過去に犯し

    • ※補足 つるの剛士氏の外国人差別ツイートについて

      つるの剛士氏の外国人差別に当たるツイートの問題をきっかけにして、自分は直観的に差別だと思うことでも、これの何が問題なのかを人に伝えることは意外と難しいのではないかと、改めて考えることになりました。 しかし、本当に分からないという人にも理解を求める作業は当然していかなければなりません。 それについて、改めて考えたことを補論として書いてみようと思いました。 補助線として、差別と不平等の違いについて考えてみましょう。 「富の不平等」「所得の不平等」とは言っても、「富の差別」「

      • つるの剛士氏による外国人差別発言について

        Twitterでも書きましたが、つるの剛士氏が外国人差別に当たるツイートをしたことについて、何が問題なのか改めて考えたいと思います。 つるの氏の発言は前々から問題が多く、僕も批判的に見ていましたが、多くはスルーしていたと思います。自戒を込めて言いますが、今回やはり問題ある発言にはしっかりと批判しなければならないと改めて思い、少し丁寧に書いてみようと思います。 それはつるの氏自身が自分の発言が問題ある差別発言だと全く理解していない様子だからです。 問題のツイートは、「自分の

        • コロナ禍において思うこと

          今、コロナ禍について思っていることを書き記しておこうと思います。 コロナ禍においては、元々弱い立場に置かれた人々により強くストレスがかかります。 元々メンタルの問題を抱える人の症状がよく悪くなることも当然に起こりうることです。 たとえコロナウイルスに感染しなくても、コロナ禍によるストレスで元々健康な人でも調子を崩しかねない状況です。 コロナに感染することを心配しすぎて、自分のメンタルの健康を損なってしまっては元も子もありません。 心配しすぎて心身の調子を崩すことにも気を

        米山議員とフェミニストの方々の「論争」について

          2019年5月11日 ハロー言葉vol.3 朗読 「発達障害の愛」 ショートバージョン朗読用

          2019年5月11日の成宮アイコさんのハロー言葉のオープンマイクで朗読した内容を記録しておきます。 前に投稿していたのば原案に書いた長いもので、3分間の朗読用のサイズにするために、だいぶ短くしました。以下、本文です。 気づいて欲しかったのは、あなたが希望の光だったということ。 これは初めて言うことなんですが、僕は発達障害です。 人とうまく付き合えない。人と会話がうまくできない。 そういう特性のために、子どもの頃からずっと一人で、苦しい思いをしてきました。

          2019年5月11日 ハロー言葉vol.3 朗読 「発達障害の愛」 ショートバージョン朗読用

          2020年3月1日ハロー言葉オープンマイク

          本日3月1日の成宮アイコさんのハロー言葉のオープンマイクで朗読した内容です。 「忘れないでほしい」のお題でで始まる3分間の朗読です。 今の自分に伝えられる精一杯の内容を3分のサイズにこめました。本番直前まで何度も推敲を重ねた文章なので、届いてくれたらうれしいです。 忘れないでほしい、あなたの心の中の生命の灯火は、どんなときも幸せを求めて光り輝いていることを。 僕は発達障害で、ひきこもりでした。 人と会話もできなくて、うつ状態になり、絶望の中でどうやって死のうかと

          2020年3月1日ハロー言葉オープンマイク

          2019年5月11日ハロー言葉vol.3での朗読

          2019年の朗読ですが、noteにも記録として残すことにしました。 悩みに悩んだ末に生まれた言葉でした。 5月11日の成宮アイコさんのハロー言葉vol.3で朗読しました。その場で自分が発達障害であることを初めてカミングアウトしました。 成宮アイコさんと知り合ったのは、もう14年前になります。 それ以来ずっとアイコちゃんの朗読は聞いてきたんですが、僕の朗読をアイコちゃんに聞いてもらうというのは初めてでした。 人前に出るのは恥ずかしいことなのですが、前から出てほしいと言わ

          2019年5月11日ハロー言葉vol.3での朗読

          Aマッソの件

          Aマッソがお笑いライブで差別発言をしたとして批判されている。 大喜利で「大坂なおみに必要なものは?」というお題に「漂白剤」と答えたというものらしい。 これは紛れもない差別発言であり、完全にアウトである。 僕は以前からAマッソが好きだと公言しているし、その才能は高く評価している。センスの溢れる切れ味鋭い尖ったネタは、問題になるかならないかのギリギリを攻める高度な技術を使っている。その才能は若手随一と言っていい。 知的なレベルの高い加納さんが、これが人種差別発言にあたることを

          Aマッソの件