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モチベーション維持のライブを聴いて

先日、stand.fmで医療ソーシャルワーカーさんたちのライブ配信があった
テーマが「モチベーションの維持について」で興味深く
とても刺激をもらう内容で有意義な時間を共有させていただきました
パーソナリティの皆さんが30歳前後だったので
20代から30代の頃の自分もふりかえってみようと思います

印象に残った言葉

4人のSWさんがコラボして話してくださっていた
「業務量に追われてケースワークの質を落としてると感じたり」
「大事にしたい事が忙しさで大事にできなくなったり」

そんな時にモチベーションが下がってしまう時がある
みんなモチベーションの維持をどうしているか
そんな内容からそれぞれの経験や気持ちを話していた中で
印象に残った言葉が結構あった

「等身大の自分を見つめる」
「週一ペースで原点回帰」
「自分への期待、プレッシャーを周りに話してみる」
「自分の捉え方をリフレーミングしてみる」
「自分を納得させる時間をつくる」
「統制しすぎて抑えちゃう人が多いのでは?」
「睡眠時間は削らない様にしている」
「趣味が仕事」
「皆さんの存在、話せる仲間がいて助かっている」

stand.fm updateさんライブ内容から

「怒り」「不信感」がモチベーション?

20代の頃を思い返してみると・・・
モチベーション維持に悩むことは少なかったかもしれない
新人の頃から「怒り」「不信感」を抱いたことを
過去の記事に書かせていただいた
「怒り」「不信感」はモチベーションが下がる要因だろう
しかし、当時の僕はモチベーションが上がる要因となっていた
「ははーーーん、そうきたか」「そんなことまで否定するのか」
そういう場面が日常だから、「3年後、5年後変わっているぞ!」
「絶対変えてやるんだ!」
という内に秘める思い
モチベーション維持につながっていたと思う


不便なりに楽しめていた

30年前の労働に対する価値感がどうだったというと
お金を稼ぐ意識は少なかった
「現状を変えていくために自分にできることを頑張る」
それが第一優先の目標だった

そのためにソーシャルワークをどう実践するか
そのための知識やスキルを学んで
先輩方の実践を参考にするために
インターネットのない時代は何時間もかけて話を聞きに行くしかなかった
休みに研修があると嬉しかったし、いつも研修が聞けるように
当時の鹿児島県の医療社会事業協会やPSW協会の研修担当にまでなった

今はスマホでどんな本があるか調べて、そのままダウンロードして読める
30年前はどんな本があるのか行ってみないとわからない
50キロ以上離れた図書館や専門書のある書店に行くしかない
休みの日はそうした時間に使うのが楽しみになっていた
価値観も不便さも休日の過ごし方も、今は理解されにくいだろう
でも自分の優先する目標に近づく行動ができることは楽しみだった


ねぎらいの言葉がありがたかった

自分の頑張りはまだまだ足りないんじゃないか
同期もいなければ身近に同じ職種もいないと
比較できる情報がなさすぎて不安になることは多かった
厳しいアドバイスの中にもさりげない労いの言葉をかけてくれる
月に1回くらい会える先輩の存在も有難かった

患者さんや地域の民生委員さんなどとも信頼関係ができてくると
「あんたがおってくれてよかったよー」
労いの言葉をかけてくれることがとても有難かった

前回の記事に書いた福祉事務所の所長さんや役所の方々
しばらくしてできた地域の在宅支援センターのSWの存在
「お互い様」の労いの言葉も支えになってとても有難かった

当事者、家族の抱える課題に寄り添う時
病院、老健、支援センター、市役所、福祉事務所、保健所、警察
地域の様々な機関がお互い様で労いながら協力し合う関係
とても有難かった

共通している一つに、「お互い様で労う」交流があったこと
これもモチベーション維持に大きく助けられたと思う

頑張っている自分を認める

情報を得る、学ぶことに飢えていた頃
先にも書いたように時間を惜しまずどこまでも行った
県内や九州なら車で、東京で研修あるなら飛行機で
そこで出会う人、聞けた話、受けた刺激、自分に足りないものばかり
そんな気持ちで足りないものを補えた気分に
なってしまうけれど
自分の実践に落とし込みながら
頑張っていることが無駄になっていないと確認というより念じながら
目標にむかって一歩一歩踏みしめている

自分は頑張っていると認める振り返りをすることも多かったと思う

UPDATEさんのライブの言葉と重なる思い

20代から30代前半をふりかえって書き出してみましたが
冒頭に書いた医療ソーシャルワーカーさんたちの「印象に残った言葉」
「睡眠時間を削らない」以外は同じことを感じていたんだなと思います
睡眠時間のことは大事にしこなかったもんなぁ( ・∇・)・・反省
社会も変わり、制度や法律も変わり、便利になり、医療環境が変わっても
共通点が多かった
ようで有意義に感じたのだろうと思います
やっぱり人が人を支えて刺激を与え合い影響しあっている
お互い様と相手を敬いながら頑張っている人が多いのだと思いました


最後まで読んでいただいてありがとうございます
共感や違和感など様々なことを感じていただけたでしょうか
いろんな考えがあって当然です
何か感じて気持ちや考えの整理につながると幸いです

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