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大物に会える!?

私が行ったことのあるポイントを少しずつ紹介します。

今回は…

伊戸!


伊戸とは

千葉県館山市にあるポイント。
サービスの目の前に車を停められる。
更衣室、シャワー室、トイレは清潔な状態で安心。
器材洗い場は器材ごとに専用の桶が細かく分かれており、器材にとって優しい設計。別にカメラの水槽もあり、器材干し場もたっぷりある。
休憩スペースは屋根が付いており、冬場はビニールシートで壁を作り中でストーブをつけるので暖かい。夏場はサンデッキでの休憩もおすすめ。
ポイントは沖前根というところだが、どのブイから入ってどのブイから上がるのかという組み合わせ次第では如何様にも楽しめる。
ボート乗り場はショップから徒歩1,2分。
水深は基本20mより深いため、残圧も気にしながら特に2本目などはDECOが出やすいので注意。


伊戸といえば、なんといっても

アカエイ!クエ!コブダイ!ドチザメ!

AKKDと呼ばれている。


ドチザメがいすぎて、シャークタワーなるものが水中にできている。

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伊戸は結構な回数行っているが、何度見ても毎回面白い。

サメというと、あの有名な映画のイメージがあるためか、初めてこの光景を見た人はけっこう衝撃を受ける。

だが、このシャークタワーの中に入ってもみくちゃにされるのが非日常すぎてたまらないのだ。

人馴れしているので、人の手から直接餌を食べることがあるが、サメはサメなので噛まれるとグローブをしていてもしっかり怪我をするらしい。

また、ドチザメがレギュレーターホースの間に入り込んでレギュレーターが口から外れてしまうこともある。そんな時は落ち着いてレギュレーターリカバリーをすれば問題ない。

サービスのスタッフがヘルメットを被った完全防備でシャークタワーの中に入り餌を撒いてくれるので、ゲストは鑑賞に徹していれば楽しめる。

シャークタワーというが、実はアカエイもたくさん混ざっていて、普通砂地を這っているエイだが、ここでは砂地ではなく中層を普通に泳いでいる。

そしてダイバーが吐く泡が気になるのか、よく覆いかぶさってくるのだ。


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私自身も頭をハムハムされたことがある。

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ダイバーよりも高い位置を泳いでいるため、下からのアングルの写真も撮り放題だ。

マスクのストラップを噛んでマスクを外してしまうこともある。

尻尾の針には毒をもっているので、うっかり踏んでしまったりしないように注意。


このように、さまざまなハプニングがよく起こるのが伊戸の特徴と言ってもいい。そのため、伊戸のHPには「中上級者向け」と記載されている。

レギュレーターリカバリーやマスククリアが落ち着いてできるようになってから行く方が安心して楽しめる。



クエやコブダイもかなり立派なサイズがたくさんいる。



そもそもなぜこんなにサメが集まっているのかいうと、簡単に言うと漁協と協力して餌付けをしているから。

漁協は網にドチザメが入るのを嫌い追い払いたい。ダイビングスポットとしてはサメを集めたい。そんな想いが相まって実現しているらしい。

漁協から餌の魚を提供してもらい、カゴに入れて水中に沈めてあるのでそこから餌をやる。

するとシャークタワーが出来上がるのだ。


とっても珍しいポイントのため、海外からもよくダイバーが訪れているよう。

大物に好きな人、サメとの戯れに興味がある人は是非潜ってみてはどうだろうか。


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