【解説】🔰仮想通貨取引所FTX の貸し出し金利を過去遡って取得する方法
これは何か?
仮想通貨を取り扱い海外取引所大手ftxには、ユーザー間での特定通貨の貸し借りを行うlending(貸し)、borrowing(借り)機能があります(既に単眼愛さんなどが以下記事で詳しく該当機能の投稿されていますよね)
上記記事の無料枠内でも、FTXのサイトからレンディング利率を取得する方法が記載されていますが。本記事では、ftx apiを使って、レンディング銘柄の全通貨の過去の利率を遡って取得する方法を共有できればと思います。
それって美味しいの?(何が嬉しいの?)
この情報が取得できると例えば以下の様な検討に役に立ちます。
・例えば直近2週間のUSDの貸し出し金利って年利どれくらい?(1時間単位でデータを取得するので、1日前や6h前など任意に時間幅を設定可)
・直近2週間で貸し出し金利の高い銘柄上位TOP10は何?(平均金利は?)
・例えばETHの貸し出し金利は時系列(hourly)で見るとどう推移してる?
これらを眺めつつ、特定通貨にbetする(かつ貸し出す)か、単にローリスクでUSD貸し出す側に回るかなど投資判断に活かせるかと思います(*^^*)
想定読者
当たり前ですがapi docs読み即実行できる人は何の得もありません(笑)
時間を書けずサクッとデータを入手できる様になりたいと思っている以下の様な方に最適かなと思います。
・ FTXでレンディングを検討しているが、直近・過去どの銘柄でどの程度の金利(年利ベース)があったか気になる方
・global lending 画面で手動でシコシコデータ取得頑張りたくはないが、api docsを見てもプラグラムでの取得方法が全くわからない(ないしは数時間かかる)ような方
・今後pythonでapi tradeをしてみたいが、どのように書けば良いかわからずまずは人のCODEを見て勉強してみたい方
※メインコードは30行未満ですが、参考書をなぞるレベルでもcolaboratoryでコードを書いたことない方には難しいかもしれません(colaboratoryの利用方法の解説は載せてないため)。
有料コンテンツ
①google colaboratoryで動くソースコード
・コラボ内のライブラリで実行可(新しくpip install する必要なし)
②ソースコード実行によって得られるアウトプット
・ レンディング銘柄の毎時間の金利情報(以下の項目値が取得可能)
・銘柄(coin):string
・日時(time):datetime64 @pandas
・総借入額(size):float64
・金利/h(rate:float64)
・取引所(exchange):text(当たり前ですが全部ftx)
・年利(annual percentage rate):float64(rate*24*365で作成)
・ アウトプット形式
・ pandas 形式のtable(通貨×時間×金利のテーブル)
・ csv file (pd.df._to_csv()したもの)
・ データ期間
・2020-11-28 17:00:00+00:00~前日
(プログラムの時間(unixtime)の変更である程度調整可)
※コラボでコードを実行し結果(データ)は取得下さい。
購入に当たっての注意点
・執筆時点でCODEが動くことは確認済みですが、購入後ftxやcolaboratoryの仕様変更により動かなくなる可能性は当然あります(当たり前ですが)
・上記の説明で大体こうすればいいんだなとわかった方は多分それ以上のもの書いてないので、無料枠ヒントに自作するが吉だと思います(笑)
・執筆時点でデータレコード数が約25~26万件なので頑張ったら全データエクセルでも扱えるかと思いますが、重い際は開始時間を調整下さい(時間のパラメータ位はイジれる方を想定しています)
最後に
以上で参考になったという方で、ftxに興味を持って頂いた方はぜひ登録から始めてみて下さい。以下の手数料5%割引から入っていただくと登録者の方も取引される際お得になりますし、私が何より喜びます。
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