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「すぐに考えます」という遅さ

朝のうちに片付けたい仕事があって早出。
コンビニで買った「カレーライス」のピリッとした辛さで、寝ぼけ気味の頭をシャープにする作戦付き。効果のほどは怪しいけど(^^;

社員たちが進めていく仕事は、お客様や取引先の数だけその量とやり取りの頻度が非常に多いわけですが、そのなかに何か「引っ掛かり」を捉えることはよくあります。

直接すぐ、担当者に確認させてもらうこともあるけど、組織やチームで進めていく仕事なので管理者にも問い合わせてみるなど、とにかく、お預かりしている仕事とお客様に心配や迷惑は及んでいないのか、と。

こういうことを指摘して「引っ掛かり」が当たっていたりすると、担当者は「すぐに考えます」となりがちです。今度はこの「すぐに考えます」が、新たな自分の「引っ掛かり」になる(笑。自分が若いころ、よく同じことで叱られてきたので、センサー感度が半端なく敏感なんです。

対応策の複雑さや難易度によっては、たしかに「すぐに考えます」からのスタートのほうが良いときってあるんだけど、私はほとんどのケースで担当者との「すぐにやります」を狙います。よくある「すぐに考えます」とならないように、その場でいっしょに「すぐに考え終わる」わけです。

ただでさえ心配や迷惑を掛けているかも知れない場合、それに気が付いてようやく「すぐに考えます」では、お客様にとっては遅過ぎます。

往々にして仕事途中でよく起こる「すぐに考えます」のやり取りは、一見迅速そうな雰囲気が漂うのですが、それはそもそもの予実管理力が効いてない結果であって、実は「ものすごく遅い」というわけです。

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