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新しいトライ&エラー

今月の役員会。
NOWのこと、NEXTのこと、NEWのこと。
話すことは多岐にわたって常にいっぱいですが、どんなときでも超ポジティブ(笑。苦難が無いわけないのが経営ですが、いつも明るく楽しい。

いま、INCRAVEグループの年間休日は「130日」。そして「残業ゼロ時間」レギュレーションのもとで、事業活動を進めています。
時間や休日をいくらでも使えばいいと考えていた時代もあったわけですが、企業規模とか社会要請といった流れや変化のこともあって、いま会社が求めている「ものづくり」というのは、生産速度&品質に関してより高い知恵や工夫が必要になっていて、こういう傾向はますます進んでいます(もちろん、もっと積極的に進めていくべきですね)。

一方、この9月からは、その道のプロフェッショナル企業さんたちの協力のもと「直営開発事業」がスタートしているので、実は「年間休日130日」や「残業ゼロ時間」のレギュレーションで仕事をやらないセクションやヒトが同じグループのなかに誕生しています。

こういう、
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①実際の「商売現場」を持つ事業セクション
(第一号目は製造小売事業。第二号目以降も仕込み中)
②実際の「商売現場」に製品サービスを送り込むINCRAVEグループ
(インクレイブ&インクレイブR&Dとパートナー企業さん)
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をもって、次代に向けてどんな事業連携や相乗性を狙って成長していくのか、の新しい成功仮説と成長メカニズムに基づくトライ&エラーが始まりました。

INCRAVEグループが供給する製品サービスを徹底的にこの直営事業セクションで磨き上げ、その活用ノウハウと実証データを含めて、より多くのクライアント様のためにフィードバックしていく。B2B止まりの取り引きでは限界点が早かった本当の意味での「結果責任」に対して、自社で「通用力テスト&レース」の実践現場を持っていく新しい仕組みです。

また、技術者育成の観点でも重要な仕組みだと考えています。
うちの技術や製品サービスを使って、実際の商売を伸ばそうと考えている「お客様」のことが、ちゃんと理解できる技術者を、技術の「効果測定点」のところで育てて、編成していくこと。ものづくりが「つくって納めて、ハイお終い」なら、それは趣味でしょう。
こういう「技術(技術力)とは?」のことがズレていくと、会社やヒトの「仕事(仕事力)」は、どんどん通用しなくなっていきます。

売上や利益を効率的に得ていくやり方とはけっこう違っているんでしょうけど、INCRAVEが目指している「ものづくり」の理想と先々には、とくに重要なことだと確信しているので、みんなで頑張っていきたいと思います。

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