見出し画像

「日本語ラップ紹介のコーナー #01 ZEEBRA」

※ラジオ番組「Creepy Nuts(R指定&DJ松永)のオールナイトニッポン0(ZERO)」内の日本語ラップ紹介のコーナーの書き起こしになります。

・R-指定
オレらの業界のボス「ZEEBRA」さんの曲を今からかけさせて頂くんですけど、

・DJ松永
ボス!!!

・R-指定
皆、あの、ZEEBRAさんのイメージって、おそらくホンマに東京生まれHIPHOP育ちみたいな、あの、軽い認識やと思うんですよ。

でも!!ZEEBRAさん実は、あの不良系のスタイルにしたのって大分後の方で、実はキャリアで言うと後の方っていうか真ん中の方で、それまでは割と「知的なラップ」「めちゃくちゃ入り組んだラップ」をしてた訳ですよ。

んで、その入り組んだラップが「ちょっと難しいかな?」もっと分かりやすく、色んな若者に普及させるために意識的に、ああゆう、あの、ちょっと不良なスタイルに変えたわけですよね。

ラップも分かりやすいダミ声で、ちょっとがなりながら、「何とかな奴等、何とかな奴等」って結構繰り返したりするスタイル。

でも、その前は、めちゃめちゃ複雑な韻の踏み方とか、めちゃめちゃこう、ちょっと高度な言い回しとか、そういう事をいっぱいやっていたんですよ。

だから、今から紹介したい曲はですね、ZEEBRAさんのソロで出した1stアルバムの1曲目「ORIGINAL RHYME ANIMAL」って曲なんですけど、これはね、ZEEBRAさん本人も言ってます「日本語のラップで出来る韻の踏み方の全パターンをこの曲で一旦やった。」って言い切るほど。

・DJ松永
すごっ!!!マジ!!!

・R-指定
でも、これね2018年の今聴いても、そんぐらい韻の踏み方のパターンとしては、ほぼ出てますこの曲で。


・DJ松永
これ90年代中盤とか?

・R-指定
97年の曲。
なのに、例えば皆思いつくのは「オレがなんとかかんとかかんとかで、なんとかかんとかかんとかで」っていう、小節のお尻で韻を踏むってことがあると思うんですけど、ZEEBRAさんは小節のお尻で踏んだ韻で頭で踏んで、で、すごい離した場所でまた同じ韻で踏んで、逆に4文字5文字とかじゃなく、2文字3文字の韻をずっと畳みかけるみたいな。

・DJ松永
あーなるほどー!

・R-指定
「命乗せる、言葉込める、命込める、ギャルも惚れる、それがオレ流」みたいな、この3つぐらいでずっと踏み続けるとか。


・DJ松永
あーそんだけ長い間「ぱぱぱ」ってやると気持ちいい風になってくるね。

・R-指定
そうなんすよ、だから、あの、「この先はイルな底なし沼、無限にディープなスキルがなきゃ痛い目見る場」ってこう2文字ぐらいなんですけど、それでリズムを作るみたいな。

・DJ松永
あー、めちゃめちゃリズムが綺麗!

・R-指定
やし、且つ固い韻もちゃんと置いてると。 
そういうね、韻の踏み方の色んなパターンが詰め込まれた曲。

・DJ松永
これ20年前の曲よ!スゲー!

・R-指定
そう、20年前やで!
じゃあ、凄いジブさんの姿を見てもらいたいと思います。
聴いて下さい。ZEEBRAで「ORIGINAL RHYME ANIMAL」。



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

サポートして頂けると、記事を書く励みになるのでよろしくお願いします。

大吉です!
2
京都の山奥に住んでます。色々なことをを書いていければなと思います。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。