吉野わい

ミルクアイスのせシナモンフォッカチオが好きでした

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ミルクアイスのせシナモンフォッカチオが好きでした

最近の記事

ブランドを追い越していく

いわゆる「ブランド品」にあまり興味がないまま今まで生きてきてしまった。 両親もそこまで興味がないのかそういう類の話を聞くこともなく、周りにブランドものがない環境で育ってきた。 そんなわけだから化粧品や洋服のネームバリューに特に憧れは無く、どちらかというと気に入ったものを安く手に入れるほうが楽しくなってしまうたちだ。 高校生くらいになると、周りも少しずつブランド物に興味を持ち始め、コーチの財布だ、シャネルのリップだ、―――しかし他に例が思いつかないくらいに興味がないのだが

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      私の見たトロントの風景④(2022.11撮影)

      • 水曜日の夢を見る

        当時大学1年生の私は、なぜか水曜日だけやたら授業が集中していた。 1限から6限までほぼみっちり講義が入り、その中には体育の授業もあった。 講義が終わってもサークル活動があったのでとにかく忙しい日だった。 それが自分の中でよほどしんどい思い出になっているのか、卒業して10年近く経つ今でもたまに「水曜日の夢」を見る。 課題が終わっていない、寝坊して遅刻する、体育の授業なのに体操服を忘れる、なぜか足がなかなかいうことを聞かず移動教室に間に合わない、持ってきたはずの教科書が足り

        • 呪いの授業

          大学時代、とある授業で――それがどんな授業だったか、どんな先生だったかすらもう思い出せないが――、先生が「いま皆さんは20歳前後で、この教室には100人ほどいますけど、統計的には日本人は30歳になるまでに100人中1人は死ぬ計算なんです。つまりこの教室の中で誰かは10年以内に死にます。」と話していたことがある。 理屈や計算方法は至極真っ当だった、と当時は思った気がするので(今思えば屁理屈だったのかもしれないが…)、説得力があり、それを聞いてただただ恐ろしかった記憶がある。

        ブランドを追い越していく

          初心者の舞台役者さんへ捧ぐ!小屋入りしたらこれ持っていくといいよ!私が盲点だったモノ11選

          昨年舞台役者としてデビューしてから1年と数か月が経った。 有難いことにこの期間に5度もお芝居の舞台に立たせていただいた。 共演者の皆さんはだいたいが年下だけど、経験でいえばもちろん大大大先輩。 夢にまで見た憧れの世界に恐る恐る飛び込んだ。 そんな私にとっては、小屋入りひとつとっても、大事件。 お芝居の勉強をしてきたわけでもなく、まさか自分が舞台役者になるとも思っておらず、誰に教えてもらうわけでもなかったため、「場当たりってなに!?」とかもうそんなレベルで無知。 (余談だ

          初心者の舞台役者さんへ捧ぐ!小屋入りしたらこれ持っていくといいよ!私が盲点だったモノ11選

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          私の見たトロントの風景③(2022.11撮影)

          私の見たトロントの風景③(2022.11撮影)

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          私の見たトロントの風景②(2022.11撮影)

          私の見たトロントの風景②(2022.11撮影)

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          間違った方向に可能性を切り拓く

          夏と冬の旅行シーズンに超早朝バイトをしていた時期があった。 詳しいバイト内容は割愛するが、朝4時半に起きて5時過ぎには家を出て、現地で30分~1時間半程度働くと勤務時間にかかわらず2,000円もらえるという、けっこう良い副業だった。 このバイトを始めるにあたり、私はとあることを目論んでいた。 その頃の私は特に自堕落で、家に帰るとついダラダラゴロゴロ、ごはんをたらふく食べたら洗い物もせずメイクも落とさず、そのままベッドにダイブしてしまうような毎日だった。 「明日の朝でい

          間違った方向に可能性を切り拓く

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          私の見たトロントの風景①(2022.11撮影)

          私の見たトロントの風景①(2022.11撮影)

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          永久歯の面影を探して

          お口の中の厄介者、親知らず。 先日ついに記念すべき1本目(左上)を抜いてもらった。 凄腕先生はビビりな私に怖がる余裕も与えないくらいにあっという間に、痛みも苦痛もなくあっさり抜いてくださった。 抜歯自体のショックとあまりの呆気なさに茫然自失になりながらガーゼを噛んで帰宅。 血だらけのガーゼを吐き出し、何度かうがいをする。 まだ麻酔で感覚のない歯茎。 実感が湧かないけど、さっき歯があったはずのここには今なにもないのだ…そして歯茎が、歯茎の中身(?)…自分の内臓がむき出しな

          永久歯の面影を探して

          今のところ、食い逃げ

          食券制の飲食店が好きだ。 というよりもこの世のあらゆる「後払いシステム」がちょっぴり苦手だ。 別に「店員さんと話すのが億劫だ」とかそういう理由ではない。 自分が対価を払う前に、自分が望むサービスが提供されることに緊張してしまうのだ。 なんとなくかっこいい言い方をしてしまったが、要は自分がお金を払う前に食事を提供されると「あれ、私お金ちゃんと持ってたっけ…」と突然不安になってしまうのだ。 食事をとりながらなんとなく気がそぞろになったり、思わずお財布の中を確かめてしまったりす

          今のところ、食い逃げ

          わたしの地球創世記

          腕時計のすべてのパーツをバラバラに箱に入れ、その箱を適当にシェイクして、箱の中で腕時計ができあがる確率。 これが、この広い宇宙空間で今の地球ができた確率、と聞いたことがある。 最近、靴下が片方なくなってしまった。 洗濯機の裏側に落ちたかな?と覗いてみたり、洗濯槽の中を再度確認してみたけれど見つからない。 思い入れのある靴下ではないので、そのうち出てくるかな、出てこなくてもまあいいか、くらいの気持ちでいた。 それから2週間ほどが経ち、そんな靴下のことなどすっかり忘れてい

          わたしの地球創世記

          上司の生体認証

          お盆の時期だから、というわけではないけれど、なんだかずっと心に残ってる、 でも本当にほんのちょっとした話です。 1年前にこの日記に書いた亡くなった元職場の上司が、ちょうど亡くなって四十九日くらい経ったころに夢に出てきた。 私はホテルかどこかの、いわゆる「ちょっとしたパーティー」に出席していた。 いかにも夢らしく、そこには友達もいれば芸能人もいるような立食パーティー。 私はその亡くなった元上司と同じテーブルにいた。 特別な感じもなく、よく見知ったいつものグレーのスーツを着

          上司の生体認証

          バター, メイドインW杯

          普段はスポーツ観戦をしない私だが、サッカーワールドカップの日本戦だけは何がなんでも観ると、わけもなく、なんとなく、でも確固たる意思を持ってそう決めている。 11/23、対ドイツ戦にうっかりすっかり大興奮してしまった私。座っていたベッドを殴りまくり、飛び跳ねまくり、掛け布団をひっくり返しながら号泣したことを翌日知人に話したら、たいそう驚かれた。確かに、普段人前ではしゃぐことがほとんど無い私なので、びっくりされても無理はないかもしれない。 「そんな大暴れしてたら、バターが作れ

          バター, メイドインW杯

          ロフトバードがいなくても【コロナ7日目・最終日】

          ・9/26 10時。少し開けておいた窓からの心地よい風と気温に、もう何度目かわからないくらいの二度寝を繰り返し起床。自宅療養も最終日だ。 ・初日に母親が買ってきてくれた冷凍ドリアと食パンを朝食とし、薬も忘れずに飲む。 ・昼ごろ、お医者さんからの最終確認の電話がかかってくる。咳が多少残ることと、味覚(もしかしたら嗅覚かも)に少し違和感があることだけ伝え、明日からの外出の許可を得る。そして職場へ「9月28日から復帰します!」とメールを送る。 ・あ、ゼルダのスカウォのラスボス

          ロフトバードがいなくても【コロナ7日目・最終日】

          ”生活”をしよう【コロナ6日目】

          ・9/25 10時。喉の痛みも無く、怠さもなく、久々に気持ちの良い目覚め。まだ多少咳は残るが、もう少しだ。いろいろな夢を見た。寝すぎて首を寝違えた。 ・こんなに何日も、起きる時間を気にせず好きなだけ寝られることはもう後にも先にも無いかもしれないなと思うとどこか切ない気持ちになる。 ・行動範囲も自分の家だけ、しかも端から端までたったの8歩の我が根城。ずっとコンタクトも付けず過ごしていたからあわよくば目もよくなったりしないだろうかと思ったけど、スマホかPC画面を見続けているだ

          ”生活”をしよう【コロナ6日目】