間違った方向に可能性を切り拓く
夏と冬の旅行シーズンに超早朝バイトをしていた時期があった。
詳しいバイト内容は割愛するが、朝4時半に起きて5時過ぎには家を出て、現地で30分~1時間半程度働くと勤務時間にかかわらず2,000円もらえるという、けっこう良い副業だった。
このバイトを始めるにあたり、私はとあることを目論んでいた。
その頃の私は特に自堕落で、家に帰るとついダラダラゴロゴロ、ごはんをたらふく食べたら洗い物もせずメイクも落とさず、そのままベッドにダイブしてしまうような毎日だった。
「明日の朝でい