GoogleAnalyticsで会員情報の分析する準備を5分でする方法
\ みなさん会員分析できてますかー? /
はい、出来てない人のためにGoogle Analyticsに会員情報を入れてユーザーの属性ごとにデータを見るための方法を書いておきます。
会員情報が保持できると何が分かるのか
たとえば「有料会員がどのチャネルから来てるのか知りたい」と思ったとき、下のようなレポートが作れれば、一目瞭然です。
獲得施策に対してこれまでの予算投下が正しかったのか、ちゃんと確認できるようになりますね。
Google Analyticsは基本的にセグメントを切って、セグメントごとの差を見つけて深掘りしていくツールです。
有料会員と無料会員でセグメントを作れば、「見てるページが違う?」「訪問の頻度が違う?」などなど深掘りしていくことができます。
セグメントはこんな感じ。
どんな設定が必要か
大きく3段階の設定が必要です。
1. 会員DBなどから会員情報を取得し、データレイヤー変数に入れてGTMに送る
2. 1で送ったデータレイヤー変数をカスタムディメンションに入れてGAに送る
3. GAでカスタムディメンションの設定をする
具体的に画面を見ながら解説。
1. 会員DBなどから会員情報を取得し、データレイヤー変数に入れて送る
なんかうにゃうにゃして変数かなんかにIDを格納します。
// 会員ID取ってくる
var user_login_id = うにゃうにゃした結果会員ID;
var user_id = user_login_id;
// 変数に入れて送る
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
dataLayer.push({'会員ステータス': user_id});
</script>
'データレイヤー変数名': '入れたい値' の形で送ります。
具体的なコードとかは各自調べてください。サイトによっていろいろあると思うので、必ず動くとは言えません。
2. 1で送ったデータレイヤー変数をカスタムディメンションに入れてGAに送る
GTMで「変数」に入り、下の方の「ユーザー定義変数」から新しい変数を作ります。
ここで「データレイヤーの変数名」のところに、さっきコードで送ったときのデータレイヤー変数名を指定します。
これで、値を受け取る箱を作った感じです。
この箱の中身をカスタムディメンションに入れるためには、GAの計測タグの方をいじります。今回は毎ページビューで会員ステータスを送ります。
カスタムディメンションのところに、さっき作ったデータレイヤー変数を指定します。横のレゴみたいの押すと候補一覧が出てきます。
インデックスのとこに入れてる数字は、何番のカスタムディメンションに入れるかのことです。
3. GAでカスタムディメンションの設定をする
左下の歯車マークから管理画面に入り、「プロパティ」のとこの「カスタム定義」をクリックすると「カスタムディメンション」が出てきます。
そこから「新しいカスタムディメンション」を選択。
範囲のとこをセッションにするとセッション中値を保持し続け、ユーザーにするとセッションをまたいでもユーザー(Cookie単位)で値を保持し続けます。最後に送った値で上書きされ続けます。
まぁ長々書いたんですが、こっちのが5000%分かりやすいのでwaculさんの記事はっときますね
おまけ
みんな大好きzozotownさんはこんな感じで取ってるのでは。
カスタムディメンション1⇨たぶん会員属性
カスタムディメンション2⇨会員ID
カスタムディメンション3⇨ログイン方法
あと120%余談だけど、KARTEも会員ID連携してた。