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俺と師匠の情熱seitai life 10

コマモンの開業祝いと残って語った、ほろ酔いsalonの帰り柴田と途中まで電車が一緒になった。

俺は泊まりなので嫁さんが取ってくれた五反田のカプセルホテルに向かう。目黒か渋谷まで行って山手線で五反田に向かおうと思っていた。

柴田が言う。池上線で行ったらいいですよ!細かく乗りかえる駅や値段など教えてくれる。

なにーー⁉︎池上線?けっこうマニアックな路線らしい。だがすんなりいけるルートだ。やっぱ東京は凄いな。末梢神経までカバーしているような路線の張り巡らせ方だ!路線図を見ていた。

閃く!

カラダの繋がりや構成に近いものがある。そうか!これがアナトミートレインか‼︎ ヤバイ!知的好奇心に完全に火がついた!神秘的にしておきたかった人体の勉強を猛烈に知りなくなった!

そして自宅に帰る。ネットを使って片っ端から知りたいワードを細かく入れて調べまくる。

出てこない…。俺が知りたいことは載ってない。何日も調べるがやはり出てこない。先生にメールして聞いてみた。参考になりそうな本はないかと。

「そんな便利な本があったら俺が買うわw俺は自分が見てきたことと、経験してきたことしかセミナーで話してないし、教えてない。」

稲妻が落ちる⚡️先生あんた凄すぎるぜ!ある意味異常ですよ。経歴、人生経験、冒険心、今の俺には足元にも及ばないことを確信する。憧れるのをやめた!そして俺という俺を作って一緒に遊んでもらう!

やはり人は1人1人別物だ。関節のセミナー後の飲み会でイソップ(仮)が歌ったド下手な歌が頭に流れる。

stryper(ストライパー)の後ノリでグイグイ引っ張ってLAメタル特有のmelodyに合う的確にガッツリ支えるdrumのような会話力を持つ男。

顔色の悪い、爽やか好青年がイソップ。彼がいなければ俺は途中でギブアップしていたか、頭蓋メンバーとは仲良くなれずに終わったことだろう。川浜1のワルとイソップの関係だから彼の名前はイソップにすることを書く前から決めていた。

次のセミナー。毎月1回、ディアゴスティーニ風にテクニックが増えていく先生のセミナーは最終回。

恒例の近況報告

先月は色々ありましたが、そんなことはどうでもよくて今はただ情熱が止まらないんです!カラダをさわって、さわりまくって、沢山知識の勉強がしたくて止まらないんです!

この日で頭蓋のセミナーは終わった。忘年会もあった。だがそれは俺の胸に刻んで置いておこう。きっと忘れることのない大切な思い出だ。

東京の12月はやはり綺麗。人工的なイルミネーションが沢山の人の魂の灯火のように点灯している。

俺たちはキャプテンコトーの海賊船からそれぞれのOceanに向かって自分の船で漕ぎ出していく。どこかの海で出会ったならまた一緒に酒を酌み交わそう!

そして俺は決めた。抽象的かつ半分自信もないが最後に言ってやる!

「整体王に俺はなるっ‼︎」

おわり...。


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