
帰社日の在り方を再考する.
弊社は帰社日をより楽しい場に変えようと考えています.ちょうどよいきっかけがあったので,帰社日についてお話したいと思います.
再考のきっかけ
たまたまお世話になっている先輩の紹介で,HR業界で著名な方とzoomで会話させて頂く機会がありました.
色々と質問させて頂き,会話する中で帰社日の話になりました.そうして,現状を伝えたところ,一方的な共有ではなく,双方向のコミュニケーションがよいよと,というアドバイスを頂けたのです.
その理由も聞きました.双方向のコミュニケーションにすることで,会社作りに関わっているという意識が芽生えやすいとのことなんです.また,この双方向コミュニケーションですが,会社のことだけではなく,パーソナルな側面も大事とのことでした.
社員の皆がお互いを知ることでよりよいコミュニケーションが発生し,その結果会社作りにつながっていくイメージです.
もちろん,社員の意見を受け入れる土壌がないと難しいとは思いますが,幸い弊社では提案ウェルカムなのです.
また,コロナで対面できないこともあり,リモートでいかにコミュニケーションを闊達にするかに試行錯誤しているところでしたので,これは再考する価値ありだな.と感じたわけです.
現在の帰社日の目的と構成
まず,現状,なぜ帰社日を設けていたか.に立ち返ります.すると.
より会社を好きになってもらう
これにつきます.
そして,現在の帰社日の構成はこちら.
・月に1回社員同士が顔をあわせる機会の創出
・会社からの共有事項の伝達
・懇親会
・LTなど発表
現状の分析
目的は先に述べた通り「会社を好きになってもらうこと」です.
しかしながら,そのために帰社日で用意しているコンテンツでは,好きになってもらうには色々と不足していそうです.
前回,帰社日のアンケートを実施したのですが,その結果からも明らかになりました.
構成の再設計
目的は変わりません.
より会社を好きになってもらう
ただし,少し方法は変え,今後は以下を主軸に各コンテンツを展開していきます.
それがアドバイス頂いた双方向コミュニケーションです.
よって,現状のコンテツもそれぞれ少し変化させます.
月に1回社員同士が顔をあわせる機会の創出
帰社日として,全社員が顔を合わせる機会をつくります.リモートであっても,帰社日として設定し,顔をあわせる機会は作る必要があると感じています.これからも帰社日を設け,社員同士がコミュニケーションを取ることを期待しています.
会社からの共有事項の伝達
今まではこれが帰社日のメインコンテンツになっていました.一方向の発表にしかなっていなかったのですね.
そこで,今後共有事項はコンフルにまとめて事前に共有します.特に大事なこと,熱をもって伝える必要があるものにかぎり発表する方針にします.
一方的な共有する時間を削減することで,パーソナルな双方向コミュニケーションを取る時間を創出できると考えます.
懇親会
皆で食事するのも楽しいものです.自粛期間を経て,よりそう感じた人もおりましたので,今後もやっていく方針です.ただし,ただの飲み会だけで終わらせる場合,そうではない場合などアイデアを募り,より楽しくなる仕掛けを検討していきたいと思っています.
LTなど発表
これは新入社員の成果発表など,必要に応じて実施していきます.ただし,これも発表して終わり,ではなく,この発表を通じコミュニケーションが発生しやすい仕組みを検討します.
双方向コミュニケーション
新規に追加予定のコンテンツです.ここでパーソナルな部分も含め,よりお互いを知り,その上で会社作りを一緒にしていって頂きたいと考えています.
さいごに
帰社日は会社側の自己満足では意味がありません.社員が「帰社日楽しみだなぁ.はやくこないかなぁ.」と思える状態をめざします!