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ハンムラビ法典

ハンムラビは、現在のイラクにあった古代文明バビロニアの王である。
紀元前1792年から前1750年まで君臨し、対立する諸民族を征服したが、彼が何より有名なのは、史上初めて法律を制定した人物だからだ。

治世の終わり近くにハンムラビは、現存する史上最古級の成文法を発布し、国民が守るべき規制と、法を破った者が受ける罰を明確にした。

ハンムラビの時代、ほとんどの社会は独裁的な支配者が好き勝手に支配していたため、法律が全ての人に適用されるという発想自体が、前代未聞の新機軸だった。

ただし、法典そのものは現代の感覚から見ると非常に残酷だった。

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