iPhone 16 Pro とアニメーションと

今週金曜日、iPhone 16 Pro が発売された。

凡ミスにより、私の注文分は10/10以降の到着となっていたが、近隣のAppleショップに様子を見にくと、なんと在庫があった。残念ながらMaxは狙っていたものがなかったが、元々無印Proと迷っていたこともあり、iPhone 16 Pro 512 GB を購入した。

昨年12月から顔認証が動かなくなった 12 Pro  Max を使っていたため、9ヶ月ぶりの顔認証に打ち震えている。まあ実際はiPadで日頃から体験してはいたのだが、メイン機が不便だった環境からの変化は大きい。

また、その性能的な変化はもとより、iOS 18 から日本語にも対応したキーボードなぞりによる文字入力が、個人的には素晴らしい。

キーボード設定の「なぞり入力」を有効にする

まだ慣れていないため息を吐くように入力するとまではいかないし、変換や記号入力も一瞬考えてしまうが、この時点で明らかにスワイプ入力より早くなっている体感がある。若干変換が弱い気がするが、これは使っているうちに改善されるかもしれないので様子見する。

この日記もなぞり入力で書いている。


設定といれば、私は新しいガジェットやアプリケーション、果てはゲームまで ーー を手にすると、真っ先に「設定」を隈なく眺めるのだが、今回見つけた「画面との距離」という設定を有効にしてみた。新機能かは不明。

画面と顔との距離が近いと警告をだしてくれるという機能だが、今日だけで数十回は警告を受けているため、どれほど目に負担をかけていたのか知る良い機会となっている。

顔の距離が近いと操作を完全に中断させるこのような画面が出てくる。離さないと画面を閉じることができないのは正直なところ体験が悪い。中断せずに通知を飛ばすだけにしてほしい。

iPhoneにしては珍しいというべきか、その思想の強さがらしいというべきかは判断に悩む。


さて、そんなiPhoneと戯れる3連休だったが、最近はWeb上のアニメーションの表現方法を追っている。CSS Animation や Web Animation API、GSAP、 Framer Motion などだ。

分かっていたがつもりだったが、改めて本腰を入れて潜ってみるとその奥の深さに目眩がするようだが、その分とても面白い。一段とブラウザレンダリングやJSエンジンによる影響などをしっかり理解したくなる。先達に教えてもらった RenderingNG や各レンダリングフローなど。


書きながら覚えていくのは相変わらずで、今は yoshikouki.com をリビルドしてアニメーションを実装している。

同時に、師から推薦してもらったマイクロインタラクションというオライリー書籍を読んでいる。これは想像以上によく、薄い本だが体系的にまとまっており、実例も多くて分かり易い。推薦時の注意として古いとは言われていたが、などの節も感じつつ、変わらない理論のようにも感じる。


急に日本語入力の話に戻るが、先ほどまでスマホを左手で持って左手でなぞるようにしていたところを、右手でなぞるようにしたらめちゃくちゃ早くなった。慣れたら物理キーボードのタイピングに勝るとも劣らない速さになるかもしれない。さらにポテンシャルを感じる。


今週末はそんなことをしながら、なんだかんだ家族ともゆっくり過ごすことができた。最近は負担をかけっぱなしだったし、まだもうしばらくはかけることにもなるだろうが。

良い週末だった。

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