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【旅行記】マレーシア・クアラルンプールひとり旅3~ミンネイチャー→AQUARIUM KLCC→KLCC公園→Fourseasonsフードコート→KLCCスリア→噴水ショー~

先日、人生初の海外ひとり旅でマレーシア・クアラルンプールに行ってきました。エアアジアで羽田から7時間。早朝に到着してホテルにチェックインした後のお話です。


【ミンネイチャー;ミニチュア、ジオラマ博物館へ】

マレーシア・ツーリズムセンターで見事な伝統舞踊を見た後は、初のGrabに乗り、ブキッビンタンという日本の渋谷や原宿のような位置づけの街にやってきた。
そこで、駅近の建物「Sungei Wang Plaza(スンガイワンプラザ)」の中にある手作りのミニチュアの展示品の博物館で、文化的なことがジオラマで表現された模型などで見られる所に来た。

この旅では、現地の文化的なことを見られたらと思って。

この博物館レビューが良かったので[KLOOK]というアプリで日本からチケットを取っていった。沢山の展示品は全部手作りなんですって。

「チケット予約して来ました」というと、受付のお兄さんがとても嬉しそうなウエルカムな笑顔で、中まで「どうぞどうぞ」と案内してくれたから、きっと彼も作っている方なんだろう。私も、ミニチュアは作らないけど、手作りで何かするのが好きなので、生き生きした精巧な作品達に関心しながら、静かに楽しく拝見できました。人々の暮らしぶりや街並みの変遷など、興味深かった。ジオラマが好きな方はたまらないだろうなと。

この「Sungei Wang Plaza(スンガイワンプラザ)」には、滞在中3日連続で行くことになり、MAYAホテルから電車でも安く便利に行けるということが分かり、電車賃は片道30円だったので次からは電車を利用しました。

ミンネイチャー入り口。
入ってすぐに現れたミニチュア。


【KLOOK;予約アプリ】

チケットを取るのには「KLOOK」というアプリが便利で、このアプリから取ると割引になったり、またキャンセルサポートもありとてもお得でした。
 今回は、日本でこのアプリを使ってチケットをあらかじめ取っていったのですが、最初なぜか支払いの時に、何度やってもエラーが出たのでクレジットカード会社に問い合わせました。そうすると、セキュリティーのロックが作動していたそうで、支払えなかったそうです。
 出発前に、クレジットカードにまつわる海外旅行の色々を調べていたのですが、色んな犯罪もあるようなので、昨今すぐにロックがかかるようになっているようです。
 ついでに、セキュリティーロックを緩めてもらえないか相談したところ、旅行期間だけという事で、対応して頂きました。いちおう自分でも、スキミング防止のケースと、ワンタイムパスワードも設定して、自分で出来るセキュリティーは強めようという感じで行きました。


【AQUARIUM KLCC;水族館へ】

ミンネイチャーを見た後は、再びGrabを呼んで、クアラルンプールのランドマーク、KLCCへ。AQUARIUM KLCC水族館にやってきました。
ここも、KLOOKを使ってチケットを日本から予約をしてきました。先にチケットを買っていたので、並ばずスムーズに入れて大満足。平日だというのに、色んな人種の親子連れやカップルが列を作って並んでいました。

 さてマレーシアの魚はどんなのがいるのかな。

到着したばかりで疲れているだろうから癒し系の観光をしようと計画していました。規模はそこまで大きくはないのですが、大きなうろこがついた魚や、原色の尾ひれがついた魚などが水槽をぐんぐん泳ぐ姿はなんとなく異国情緒と南国感ありました。 
 大好きなカワウソコーナーでは、物陰でカワウソがカワウソに、強め長めに、手やしっぽにグィ~っと嚙みついていた姿が何気にショッキングだったが、動物もストレスたまるのかなぁと思ったり。しかしながら、常夏の国で、水槽の魚を眺めて涼やかで良かったし水中トンネルが美しかった。カップルや親子づれで、皆がキャーキャー込み合っている館内では、1人で見ている私はちょっとシュールで、テンション高い記念写真を強制的に撮らされるコーナーでは、丁重にお断りして、でも、内心、とても楽しかったです。

水中トンネルにて。


【KLCC公園、昼間】

マレーシアに着いて、まだご飯を食べていなかったので、YOUTUBEで美味しいと言っていた、1人でも入りやすい、清潔な一流ホテルのフードコートがあるというので行ってみた。

そこに向かう途中、KLCC公園という有名な公園を抜けて行ったのだけど、木が根っこごと隆起したような、不思議なガジュマルのような南国の木が沢山あり、異国情緒が感じられて気持ちよかった。公園には、ジョギングする人、ひとり旅と思しき人が、リラックスしながら、風景の写真を撮っていたり、みんなそれぞれ楽しんでいる感じがのどかで良かった。ナビでは徒歩8分と出ていたが、少し歩くと見えてきたから、よし!と、サクサク進むこの旅に手ごたえを感じた。

KLCC公園。
KLCC公園。


【Fourseasonsホテル フードコートへ】

フードコートの入り口はすぐに見つかって、先にドリンクを買おうと「コピ」というマレーシアでポピュラーな飲み物が売っているコーナーへ。オーダーしたら、そこの店員さんのおじさんとおばさんが、
「先に食べ物を注文して、そのレシートを持ってきたら、ドリンクがただになるよ」と教えてくれた。
 食べ物は、どの店で何を食べるか日本で決めていて、紹介されているYOUTUBEのスクショを取っていたので、お目当てのお店をすぐに見つけてオーダーすることができた。
 恐らくそのメニュー、YOUTUBEをみて大勢の日本人がいって注文しているのだろう、中華系の女性の店員さん、「またか」という感じの雰囲気。出来たら呼び出されるブザーを渡されてレシートをもらったから、先ほどのドリンク屋さんへ。
「あ、来たね」という顔で迎えてくれた。
たしかコピの種類は調べていたけど、内容が頭に入っていなかったので、なんだか分からないから、
「ブラックのコピを下さい」と注文。コピは練乳が下に入っていて甘いそうなので、苦いのが飲みたかったからブラックでオーダー。無事ドリンクを受け取ったら、店員のおじさんとおばさんニッコニコの笑顔を向けてくれてやっぱり嬉しかった~。嬉しいのよ、笑顔!

程なくしてブザーがなり料理を受け取り席に着く。初マレーシアの食事。コピを一口飲む。

あま~~~~~~い!!!

練乳までは入ってなかったけれど、コーヒーにちょっとココア感のある濃厚な味がしっかりと混ざっていて、砂糖をスプーンで大さじ2~3杯は入れたような甘さ。
いや、甘いな…。そしてご飯を一口。お、タイ米の白ご飯、意外にしっとりもちもちしている。美味しいかも。
メインのセサミオイルチキン。ん、味が濃い!!甘くてしょっぱい。うん、ま、美味しいけど、味が濃いぃなぁ。日本の料理に例えるなら、名古屋感のある感じでした。味噌カツとかそんな感じ。やっぱり若い人のYOUTUBEを見てきたから、大人薄味世代には、好みが分かれるのかもと思った。ふむふむ、YOUTUBE情報のご飯、他にもいくつか予定していたけど、どうしよっかなぁ~と思い始める。

コピ。
セサミオイルチキンとタイ米の白ご飯。唐辛子のたれ付き。


【KLCCスリア】

クアラルンプールは大型のショッピングモールがいくつかある。
1年を通じて昼間は外が暑いので、昼間はショッピングモールにお出かけするのが散歩なんだと、どこかの情報で見た。そのうちの1つスリアへ。 
 マレーシアは日本人が移住したい国15年連続No1らしく、日本の企業も沢山進出していて、いろんな場所でまるで日本みたいに充実した日本の品の品揃えで、住んでも不自由しなさそう。その一つ、紀伊国屋書店があるそうで見に行った。普通に紀伊国屋だった。日本の書籍のコーナーが広くって、品揃えに驚いた。伊勢丹もあり入ってみたら普通に伊勢丹だった。食品コーナーでは丸っきり日本のスーパーでした。セブンイレブンもあるし。高級ブランドも入っている、大きな吹き抜けで表参道ヒルズみたいな感じ?かなり大きなショッピングモールなので結構迷ってしまったけれど。今日はホテルで部屋飲みをしようと、お酒とサラダなどを買う。

【マレーシアのトイレ】

前情報で、マレーシアのトイレはトイレットペーパーがない代わりに皆、ホースで洗うので、中がびちゃびちゃでお世辞にもきれいだとは言えない。と聞いていた。しかし、その情報はマレーシアの人の耳にも届いているんでしょうか、今回どこに行っても紙はあったし、ホースの水でちょっとは、びちゃびちゃでも、清掃員の方がどこに行っても結構な頻度でいらして、とてもこまめに掃除されていて、日本みたいかそれ以上にきれいでした。
 ま、個人的な失敗は何度かあって、押してはいけないボタンを押して、バババーっと勢い良く飛んでくる水でズボンがびちゃびちゃになり、あわてて蓋を閉めてから水を止める、とか、、、うわっ!!!ってなることはありましたが。水洗の機能は日本同様に大丈夫なので、その点とても気持ちが楽だったと思います。

 観光地しか行っていないので、他はどうか分かりませんが、企業努力がすごい国だなと思った。なんか、進化のスピードがすごいんだな。今、伸び盛りの勢いを感じた。

【KLCC公園・噴水ショー】

長い一日の締めくくり。KLCC公園で、20時から噴水ショーがあるとのことで、水を買って飲みながらその場で待っていた。海外なので、暗くなったら出歩くのは良くないと思っていたら、マレーシアは昼間暑いので、夜に女性も子供もみんな出歩く。治安良さそうでした。

噴水ショー開始。

噴水のライティングの美しさや大きな音量の音楽に、心が高揚して感極まる気持ち。日本を出発してまだ20時間ぐらいなのに、もう何日もたったように感じるほど、緊張したり、ゆるんだり、感動したり、嬉しかったり、焦ったり、知らないものを食べたり、脳が忙しい長い一日だった。

ひとりで、マレーシアに来れた。少しの達成感が心に広がった。ひとしきり感動したら、そうそう夫にもこの景色をライブで見せてあげようと。LINEするとすぐに出て、噴水ショーやら周りの景色やらを中継したら喜んでいた。こんなこと、一昔前ならできなかったのに世界は小さくなったなと思った。ランドマークのペトロナスツインタワーを反対側からも撮影して、そのあとは地図アプリを頼りに徒歩でホテルに帰り、無事1日目終了。

KLCC公園側からのツインタワー。
上の写真の逆側から見た、ペトロナスツインタワー。片方が日本の会社、もう片方が韓国の会社が建てたそうです。


【初日のホテルにて】

初日に眠りについてから夜中に、ちょっと風邪を引きそうな喉になってきて、長時間移動してきて身体は痛いし、体調を崩しそうな雰囲気が出てきて、あせってお湯を飲んだり、うがいをしたり、使い捨てカイロをはったり、ストレッチをしたりしていた。
思えば、出発前の1か月間は神経を張り巡らせて、現地情報を調べたり、持ち物を精査したり、もしもの時の段取りをしたり、いろんな場面を想定して使う英語をシュミレートしたり、段取りを細かく詰めたりしていて、すでにとても疲れていたので、無事到着してほっとしたのかも知れない。

わずか3~4日のことなのに、海外旅行について考える事の圧倒的多数のことは、「もしもの時にどうするか」の事ばかりだと気付いた。何かの体調不良時の薬や寒かった時のための上着、パスポートをなくした時の戸籍抄本と写真、病気になった時のための保険、携帯の電池がなくなった時のためモバイルバッテリー、使い捨てカイロ、あらゆることを想定して用意した。あとはスリの手口なんかもYOUTUBEで沢山見て、自分なりにオリジナルの方法を考えたりして備えた。ひとり旅なので普段の旅行よりも準備は入念だった。来てみたら、安全で1度も危険を感じることはなかったし、おまわりさんすら見かけなかった。

そして体調を崩すわけにもいかないので、たのむぞ、私、、と思っていたら、次の日からは大丈夫でした。この旅は、結果オーライなラッキーな事が多かった。

(つづく)

お読みいただきありがとうございます!!


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