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グナラタナ長老

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#推薦図書

たとえば、嘘をついたら…

嘘をついたら、
相手を傷つけるよりも先に自分が傷つきます。

他の生命を殺したり、
与えられていないものを取ったりすると、
最初に傷つくのは自分です。

ですから、自分を慈しみ、大切にしたければ、
自分を害する行為をやめなければなりません。

自分を害する行為をやめると、
正直さや注意力、智慧が育っていきます。

こうして心は苦しみから解放されるのです。”

『慈悲の瞑想:慈しみの心』
 グナラタ

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マインドフルネス「1分間瞑想」

マインドフルネス「1分間瞑想」

質 問日々の忙しい生活のなかで、どうすれば気づきと静寂を保つことができるでしょうか?

回 答 ―― グナラタナ長老だれでもできる実践法があります。私はこの方法をすすめています。
1日のなかで1時間ごとに、1分間だけ気づきの実践をするのです。
59分間はいつもどおりに仕事をし、1分間休憩をとって、心を呼吸にしっかりと集中させるのです。続き(↓)

私は気づきのことを「応急用具」と呼んでいます。みな

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慈しみの心

慈しみの心

「生きとし生けるものが幸せでありますように」
そう心から願うとき、心は幸せで穏やかになります……。

ブッダは「慈経」のなかで、
「立っているときも、歩いているときも、座っているときも、横になっているときも、眠っていないかぎりは、常に慈悲の念を起こしてください」
と説いています。

慈しみを実践するのに、時や場所、状況は選びません。
朝、目が覚めてから、夜、眠りにつくまで、常に慈しみを保ち、慈しみ

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