マガジンのカバー画像

グナラタナ長老

12
運営しているクリエイター

#翻訳

☆新刊『慈悲の瞑想ー慈しみの心』発売です!

☆新刊『慈悲の瞑想ー慈しみの心』発売です!

自分への思いやりから広がる、他者・社会へのやさしい気持ち。
おだやかに明るく生きるための、心を育てる瞑想ガイド。
『慈悲の瞑想:慈しみの心』(バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ著/出村佳子訳/春秋社刊)が刊行されました。

限りなくやさしい慈しみの心が、たくさんの方の心に届きますように……
生きとし生けるものが幸せでありますように……

『慈悲の瞑想:慈しみの心』
バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ〔著

もっとみる
☆『マインドフルネスー気づきの瞑想』が重版(9刷)になりました!

☆『マインドフルネスー気づきの瞑想』が重版(9刷)になりました!

『マインドフルネスー気づきの瞑想』(バンテ・H・グナラタナ著、出村佳子訳、サンガ刊)が重版となり、第9刷が届きました。

たくさんの方に読んでいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

本書が出版されてから 20年が経ちました(現在では30年近く)。そのあいだに 「気づき(マインドフルネス)」が、現代の社会や文化のあらゆる領域――教育・心理療法・芸術・ヨーガ、医療・急速に進歩する脳科学

もっとみる
1分間瞑想 ①

1分間瞑想 ①

Q:質問
瞑想会ではみなが瞑想していますから瞑想しやすいのですが、自宅に帰り、日常の忙しい生活に戻ると、気づきと静寂を保つことができなくなります。
どうすれば日々の忙しい生活のなかで瞑想することができるでしょうか?

A:回答――グナラタナ長老
「気づき(マインドフルネス)」を保つ方法のひとつとして、ペースを落とし、スローモーションで生活することがあります。

スローモーションを実践することは、お

もっとみる
マインドフルネス「1分間瞑想」

マインドフルネス「1分間瞑想」

質 問日々の忙しい生活のなかで、どうすれば気づきと静寂を保つことができるでしょうか?

回 答 ―― グナラタナ長老だれでもできる実践法があります。私はこの方法をすすめています。
1日のなかで1時間ごとに、1分間だけ気づきの実践をするのです。
59分間はいつもどおりに仕事をし、1分間休憩をとって、心を呼吸にしっかりと集中させるのです。続き(↓)

私は気づきのことを「応急用具」と呼んでいます。みな

もっとみる

悟ることは不可能なこと?①

Q:質 問

悟りに達するためには、途轍もないほど多くの修行をしなければならず、圧倒されて、落ち込んでしまうことがあります。私たちは、本当に涅槃に達することなどできるのでしょうか? それは到底たどり着けないゴールのように思います……。

A:回 答 ―― グナラタナ長老

悟りに達するための最もシンプルな方法があります。それは、欲と怒りと無知を取り除くことです。それだけです。それ以外、することはな

もっとみる