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グナラタナ長老

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#慈しみ

☆新刊『慈悲の瞑想ー慈しみの心』発売です!

☆新刊『慈悲の瞑想ー慈しみの心』発売です!

自分への思いやりから広がる、他者・社会へのやさしい気持ち。
おだやかに明るく生きるための、心を育てる瞑想ガイド。
『慈悲の瞑想:慈しみの心』(バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ著/出村佳子訳/春秋社刊)が刊行されました。

限りなくやさしい慈しみの心が、たくさんの方の心に届きますように……
生きとし生けるものが幸せでありますように……

『慈悲の瞑想:慈しみの心』
バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ〔著

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たとえば、嘘をついたら…

嘘をついたら、
相手を傷つけるよりも先に自分が傷つきます。

他の生命を殺したり、
与えられていないものを取ったりすると、
最初に傷つくのは自分です。

ですから、自分を慈しみ、大切にしたければ、
自分を害する行為をやめなければなりません。

自分を害する行為をやめると、
正直さや注意力、智慧が育っていきます。

こうして心は苦しみから解放されるのです。”

『慈悲の瞑想:慈しみの心』
 グナラタ

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慈しみの心

慈しみの心

「生きとし生けるものが幸せでありますように」
そう心から願うとき、心は幸せで穏やかになります……。

ブッダは「慈経」のなかで、
「立っているときも、歩いているときも、座っているときも、横になっているときも、眠っていないかぎりは、常に慈悲の念を起こしてください」
と説いています。

慈しみを実践するのに、時や場所、状況は選びません。
朝、目が覚めてから、夜、眠りにつくまで、常に慈しみを保ち、慈しみ

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