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夏に読みたい!読み聞かせにもぴったり小学生向け絵本3選

あと少しで夏休み!とはいえ、2020年の夏休みはイレギュラーづくし。期間も例年に比べたら短くなり、プール開放もないところが多いかと思います。遠出が難しい夏休みを少しでも楽しむために、図書ボランティアでの読み聞かせを4年続けたばんばんよしこが「夏にぴったりの絵本」を紹介します。比較的新しい絵本も紹介します♪

なつのおとずれ(かがくいひろし)低学年向け

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読み聞かせなら未就学児~低学年、自分で読むなら低学年にぴったりの絵本です。小学校でも低学年のクラスで読み聞かせをすると好評です。
気象予報士のかたつむりさんが、そろそろ梅雨明けになることを知らせると、夏の風物詩の方々(笑)が自分の出番とばかりに出てきます。急な雷雨があったり流しそうめんが出てきたり…と、この本を読むと「ああ夏が来たな」って思わせる1冊です。

みずとはなんじゃ?(かこさとし)小学校低学年~中学年

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かこさとし先生の遺作…というのか…最後の絵本になります。この本は、小さい子でも読めるように、とのことで、すべて平仮名で書かれていますが…。内容的には4年生が読んでもいいくらいの濃い内容です。水は人間にとってなぜ必要なのか、温度によってどのように形が変わるのか…最後のほうには環境汚染のことまで言及しています。
個人的には、理科などで水のことや川のことを学ぶ4年生にもおすすめです。読み聞かせだと12分くらいかかるし、内容的にも案外高度なので、低学年だと理解が追い付かずに飽きちゃう子が出てきました。
季節関係なく読んでもいいのですが、この本は読書感想文にも自由研究にもヒントになりうる本なので、夏休みに出会えるといいかな、と思います。

ウエズレーの国(ポール・フライシュマン)小学校中学年~高学年

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私は、この本を知らずに小学校を卒業してほしくない…という思いで、近くの小学校に読み聞かせボランティアを続けています。だから、今年度はコロナの影響で小学校に読み聞かせに入れなくてとても残念です。
小学校の自由研究って、私の中では「めんどくさい」ものでしかありませんでした。私が子供のころに出会いたかった本。
「○○しなければならない」「○○であるべき」「○○した方が周囲からよく思われる?」みたいな「思考の枠」でがんじがらめになりつつある中学年の子供たち。この時期の子供に読み聞かせとしてウエズレーの国を読むと、みんな目を輝かせて「すごいね」「私もやったみたい」っていうつぶやきが聞こえます(笑)
以前、私のWordPressブログにも、ウエズレーの国のことについては書きました。

出版社の本の紹介はこちら

【まとめ】読書が苦手な子こそ絵本がオススメ。短い夏休みは良質の絵本に出会って乗り切ろう

わが子はLDで、文字を読むのが苦手です。なので、高学年になっても文字が多い本は読み切れません。そういう時は、絵を見ながらストーリーが補完できる絵本がオススメ。絵本は小さな子のためだけではありません。年齢が上がったからこそ理解できる本もあります。
この記事を読んだみなさんも、この夏にぴったりの絵本に出会えるよう願っております。


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