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なぜ働きますか?

世界的にもフリーランスが増加傾向で、最近会う方は20代、10代の場合もある。大学も就職を前提にしない学部もあっていきなり起業を目指す若いひとが本当に増えた。それが故の根本的な問題が未解決のような気がする。

①仕事は売れるシステムです

SNSではこういうアカウントが増えてきた。

☆大手有名企業を数年で辞めました。その後、紆余曲折があって「〇〇〇」に出会う→新しい働き方を提案する=システムお譲りします。 みたいな20~30代の”優秀な若者”が目立ってきた。アカウントには大勢の前でセミナーを行う写真か、夢の実現を保証するようなコピーが並ぶ。

夢を実現したいひとは、細かいことは考えないで、この若者のセミナーや資料を買ってその通りにするだけで売り上げがあがり幸せを手に入れられる。
要約すると「このひとの素晴らしい経験をお金で買える」、ということになる。ホントですか?

②企業勤めは本当に悪か

時代は一刻も早く自立してお金儲けをしたほうが良い、そういう風潮だ。
僕も基本的には賛成だ。

長時間通勤、無駄な飲み会、意味のわからない作業・・大手企業ほど社員も多く、当然ルールや行事も多くなるし、担当者の判断にイライラしたり、がっかりすることも少なくない。団体で常に動くことは犠牲の精神がないと難しい。
僕はたまたま大手と呼ばれる団体、企業に3つお世話になった。組織が大きいと言いたいこと、やりたいことがそのまま通るということがまずない。
目的のためには個人の意見は必要なく、むしろ円滑に進めるための行動力やアイディアを求められることになってくる。

「ONE TEAM」という言葉がにわかに注目されたが、会社の大きな目的のために一時団結して結果を出さざるを得ない。そこが会社という組織だからだ。いやなメンバーが目の前にいてもやるしかない。
独立しても独りぼっちでは仕事にはならないので、こういう経験値は蓄積しておいたほうがあとが楽になると思っている。

③ムダな時間はむだか

僕のようなものが声高に叫ぶ必要はないが、「何のために働くか」は「何のために生きているか」に似ている。同じかもしれない。

歌手になりたい、ラーメン屋になる、政治家になる。そういう風に決めている人はよいけど、ではそうじゃないひとはどうしたらいいのだろう。

お金はたくさんあってもよいと思う。だが、お金は道具だ。価値の交換はできるけど人生の目的にはならないし、いずれそれを知ることになる。

まとめ

自立ブーム、起業ブームのいま、無駄は排除してまっしぐらに結果を出す、そんな世の中が演出されている。それに乗っかって一儲けしようとするひとがフォロワーを増やせと言っている。

ひとは人生で迷っていてはいけないのだろうか。

いま僕は起業してもうすぐ半年になる。起業も労力を使うけど、もっと大変なのは経営を続けていくことだ。ひとは何のために毎日働くのだろうか。

誤解を恐れずにいうと、人間好きなことでしか生きられないとおもう。
言い換えると興味のないことを長くやっていられないからだ。そもそも脳の構造でも指摘されていたとおもう。
だから、お金のため、名誉のため、地位のためと思い我慢すると、顔や体がみるみるゆがんでくる。病気になってしまう。

脳という不完全な臓器をもった肉体を使っていると、他人のほんの短い体験やパッケージになったシステムでやっていけるわけがないので、自分の中から出てくる夢や目標が、ひらめきや言語化されるまで地道に経験するしかないということになる。

それが自分を知る、という作業だとおもう。
誰も教えてはくれない。



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放送、メディアを経てイベント・プロモーション会社を開業。若いクリエイター・アーティストを支援し、ますます盛り上がる”コトの消費”を企画します。twitter@alfa8600 ビジネスのご依頼相談→tsu001@pointseven-pro.com
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