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僕のわかりにくい仕事(自己紹介)

ありがたいことにnoteを読んでくださる方が増えてきたので、自分の仕事について紹介をしようとおもう。興味のある方は気軽にご連絡やご相談をいただきたい。info@pointseven-pro.com

◇ほとんど、何でも屋

5月末に会社を設立してはじめて法人の代表になったのだが、設立時に法務局へ提出する法人の定款」は、第2条「当会社は次の事業を行うことを目的とする。」の項目に事業内容を選べるようになっている。
大抵のひとは〇〇販売とか、〇〇営業、〇〇代理業などその活動を代表する職種を選びやすいとおもう。

僕は今後の可能性で否定できない職種が山ほどあって、結果28個も〇を付けてしまうことになった。
「経営コンサルティング業務」~「文化・研究・芸術・・の企画立案及び実施」までチェックして飛ばしたのは2~3個だったとおもう。

◇イベント屋ではない

対外的には「イベント・プロモーション会社」とうたっているが、イベント屋と名乗ることも心苦しいことが多く、なんか違うなあとなる。
それだけイベントには色々な会社が存在するからだ。このうちのすべてに関与することがあるが、専門の技術をもっている方にお願いをしないと何も始まらないので「胸を張ってイベント屋です」とは言えなくなってしまう。

◎イベント会社の分類
大手イベント会社(元請け)、ブッキング会社(ゲストなど人材選定を行う)、イベント事務所(MCやスタッフの派遣元)、中堅イベント会社(実際のイベントの運営を行う)、イベント制作会社(ステージやコンテンツの演出管理等)、機材レンタル会社(照明や音声機材、椅子や机)

◇プロモーションは本当になんでもあり。

長い間、大手企業のプロモーション担当として活動してきたのだが、プロモーション=PRO・MOTIONであって、商品やブランドが実際に市場に出て流通し定着するまでの「戦略すべてを指すことば」だったりする。
CMも広告もキャンペーンもイベントも全部がそれにあたる。
従ってその担当として僕は、北方領土の見える極寒の地で真冬にCM撮影をしたり、自ら制作を手掛けた着ぐるみをかぶって銀座のまちを歩いてみたり、接待と称してハワイでやったこともないゴルフに付き合って、下手すぎて電動カートにも乗れず走って付いていったりした。

クライアントが変えてほしいといったCMの出稿案(時間帯等を選ぶ)の変更を申し出ても、放送局の営業部長あたりから逆にチンピラ風に脅されたりもした(お前の扱い程度のいうことをいちいち聞くわけないってこと)。こっちがスポンサーなのだが、放送業界はそういうところだった。

◇植木屋さんに似ている。

決して悪口ではないのだが、メーカーの担当は開発者だったり、研究職だったりするので、商品やサービスを上手に宣伝したり、売り込んだりするのは上手ではない。立派な土地にきれいな大きな家を建てたんだけど、カーテンはどうしますか?お庭はどんな花を植えましょうか?と聞いて好みや嗜好を引き出してセットアップしていくのが仕事だといってもよい。ロケーションに対するコーディネーターというべきだろうか。
公園や邸宅に植える花や樹を選ぶひとみたいでもある。

◇コトの消費が増える

現在稼働中の仕事をかき出してみる。
・百貨店のイベント、トークショーの運営
・上記のゲスト案や企画提案と手配
・ショッピングモールのイベント、ワークショップ運営
・製薬会社主催セミナーの運営
・ホテルイベントの企画運営
・都道府県(自治体)のイベント協力
・飲食店のPR・集客コンサルティング
・アーティスト、クリエイター、MCのマネジメント
・着ぐるみやグッズの制作

こうしてみるとメーカーの商品寄りの仕事から、徐々にイベントの内容そのもの、コトの消費に関与し扱いを増やしていることがわかる。

◇まとめてみる

イベントや集まりが増えたなと自覚するひとも多いと思う。ショッピングモールのスケジュールを見ると、イベントが予定されていない日はほぼないと言ってもよい。
社会はどんどん老化して消費が萎んでいるし、不明確な購入目的で出かけるひとは少ないはずだ。体験や経験値を得ることが最優先の時代になった以上は、それを適切に植え込みしたり、運営したり、そこで活躍するひとを探したり、育てたりするひとが必要なはずだ。

自分の感性で最高だと思うもの、コトを紹介し、喜んでいただいている参加者の顔を見ていると、またやる気もわいてくる。自分の専門外のところをやっている方と組むのが本当に大好きだ。知らないことがあるのはうれしいことだから。

気になった方は気軽にご連絡ください。
info@pointseven-pro.com




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