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デザインツールのクラウドサービス化が進んで起きそうなこと

下のスライドはDIST.28 「モダンWebデザインワークフロー2019」で話した内容になります。

LTの時間内で話しきれなそうなことを少し書いておきます。

スライドにある通り、FigmaやAdobe XDだけでなくSketchもクラウドドキュメントという仕様が追加され、ファイルの作成はクラウド上で行うというのが、これからのデザインツールのスタンダードになりそうです。

「どこでも」「誰でも」同じ情報にアクセスをして、デザインを作っていくというワークフローが、いよいよ実現しつつあるわけです。

もう少し未来の話を考えてみたいと思います。

昨年、新型iPad Proが登場したことでタブレット型デバイスに再び注目が集まっています。もうすぐiPad OSが出ます。そしてiPad版Photoshopも出ます。オフィスにこもって、でっかいワークステーションと画面で作業をする時代は終わり、課題が起きている現場に駆けつけて、タブレットでその場でデザインを作って提案をするような未来がもう目の前まで来ています。

各社デザインツールがクラウドに手をつけたのも、その未来を見据えてのことでしょう。ですから近い将来、Figma・Adobe XD・SketchのiPad版が出る可能性は非常に高いと思います。

すでにAffinity DesignerというデザインツールはiCloudと連携して、Mac・Windows・iPadを行ったり来たりして作業することができます。

Photoshopのような複雑なソフトウェアがiPad上で動くということは、他のデザインツールもできないことはないでしょう。通信環境も5Gに変わっていきます。

映画「アイアンマン」で、トニー・スタークが音声入力や手をかざすことでコンピュータを操り、スーツの設計をしていく場面があります。もしかしたらそんなことが、もう10年以内に行われるようになるのかもしれません。

デザインツールはこれからも、どんどん進化していきそうです。

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