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人は、一度ポジションを取ってしまうとどれだけ現実が逆に動いても、どれだけ正しいことを言われてもまともに受け取るのが極めて困難になる


この人めちゃくちゃ親切に説明してくれているのだけれど残念ながらほとんどの人は耳を貸さなかった



かなり丁寧に説明されていた。

これに対して、アースインフィニティがもっと上がると信じたかった人たちはどういう反応をしたか。これが全て。

このしーやまという人間は、アースインフィニティが下げ始めてからもずっと買いを推奨して多くの人間を地獄に落とした。

でも、みんな怖いから、しーやまの方を信じてしまうのだ。


「間違うのが怖すぎる」状態になると、現実と向き合うのをやめて何かにすがってしまう。そして正しいことを言ってるやつを叩きのめせば、現実が自分たちの都合の良いように進んでくれると思っているかのように行動してしまう

実際のところ、天井は4月14日であり、11日にこの人の意見を無視したらちょっとだけそれより上の株価まで行っていた。だからよけいに自分のポジションい固執するようになるんだよね。

また、「自分でよく考えずに」この人の意見を聞いた人も、11日の後値上げりに耐えられず14日にまた買っていたかもしれない。


このように、いちどポジションを取ってしまうと「自分の願望を肯定してくれる人」を賢いとか真実だと考える。自分のポジションと、その他大勢にとっての事実は何の関係もないことを理解するのはとても難しい


みんなそうで、このことの難しさを自覚してない人とは会話が難しい。

本人たちは、自分では考えているつもりなのだろうけれど、実際はただ「こうあってほしい」という願望ありきであって、思考などしてない

でも、このポジションを抱えてそれでも人生の大事な部分だけでも正解の選択を選び、それを実行に移せた人だけが幸せになれる。ほとんどの選択肢は間違えてもいい。常に正解しようとする人ほど大事なところで正しい選択を実行する体力を失う。

そう、私です。この年になるまで重要な選択をほとんどすることができなかった。つらい

私は、普段のどうでもいい話で正しくあろうとする必要なんてなかったんだよね……。


これについて、かなり残酷な筆致で描いているのが「SWAN SONG」





ここまでいったけど、それでも竜華樹は人を信じようとしたけれど、その先に待っていたのは、かなり残酷な結末でした。

この辺りはぜひ作品をプレイしてみてほしいので、こっちの記事では説明しません。今だと51%offの1500円で買えるので買うよろし

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