Gのレコンギスタ劇場版1話

劇場版はTV放映版と比べてわかりやすいと言われているが、

私的には劇場版でもなお理解するのが非常に困難でした。

というわけで、自分なりに情報を整理するためのメモ。


物語の背景の整理


まず時代背景としては、宇宙世紀のずっと後ってことね。

リギルド・センチュリー(Regild Century=R.C.)。
宇宙世紀の歴史を持つが、長い時を経て、かつて行われた宇宙戦争や宇宙技術の記憶が薄れてしまった時代。
劇中ではR.C.1014年が物語の舞台となっている。


んで、次に

◆まず大まかに地上には「①キャピタル・テリトリー」「②アメリア」「③ゴンドワン」という3つの国があり、①と③が協力関係にあることがなかなかつかめなかった。

◆次に、「キャピタルタワー」の理解が困難だった。こんな高度な技術があるのに、スコード教が技術進歩の発展を抑えようとしているだの「ヘルメスの薔薇の設計図」いうのもいまいち理解できていなかった。

前世紀(宇宙世紀)から残されていた軌道エレベータを再生させたもの。
エルライド大陸の北部、カリブ海からアマゾン川流域に接する地域、キャピタル・テリトリィの中心にあり、地上と宇宙とを結んでいる。
宇宙から得た物資を地上にもたらすことから神聖視されている。

まぁ要するに、これオーパーツなわけね。


「キャピタル・テリトリー」がフォトンバッテリーを独占しており、近年は特に「キャピタル・アーミー」なるものまで組織して軍備を強化してきなくさい空気になっていた。

リギルド・センチュリーにおける全ての動力を供給するエネルギー源。
地球上では採掘、製造はできず、キャピタル・タワーによって地球にもたらされる。地球に住む者にとっては未知の物質。


これに対して、アメリア軍がフォトンバッテリーを強奪するために「キャピタル・テリトリー」へ侵入してきたと。

フォトン・バッテリーの強奪を目的にキャピタル・テリトリィへ攻め込んできた謎の部隊。実際はアメリア軍の独立部隊であり、偵察や新造兵器のテスト運用などを担っていた。


なるほどなるほど。1話見た後なら理解できる。

んで「Gーセルフ」とか「レイハントン・コード」ってのはナンじゃらほいって思ってたわけですが。これはトワサンガからもたらされたものなんですね。

トワサンガがこれで

宇宙世紀時代のスペースノイドの残党が拠点として築いた、月の裏側にあるスペースコロニー群から構成される国家。
地球では禁忌とされる宇宙世紀の科学技術を数多く保有している。

レイハントン家はこちら。

トワサンガに古くから存在する名門家系。宇宙世紀から綿々と続く科学技術を守る家系であり、ヘルメス財団やビーナス・グロゥブとも深い関係を持っていた。軍務を司るドレット家のクーデターにより、歴史の舞台から姿を消した。

んで、ヘルメス財団っていうのは現時点では謎の組織、と。

フォトン・バッテリーの生産と供給を独占している団体。
大昔にトワサンガで創設され、現在は金星近傍の軌道上に構築したビーナス・グロゥブを拠点としている。
生産されたフォトン・バッテリーはカシーバ・ミコシやクレッセント・シップによってトワサンガを経て地球に運ばれてくる。


なるほど、まああれだな。前半は地上でのいざこざだけど、後半は月の裏側のトワサンガをめぐる戦いになりそうですね。大枠は理解した。


人物についての理解

あんまり下にスクロールするとネタバレ食らいそうで怖い……。

1話終了時点でわかりにくかったのがこいつ。まだ理解できてなくても大丈夫っぽいけど、気持ち悪い。調査部ってなんやねん。

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逆に、ベルリのお母ちゃんは地位も高いしよく出てくる割にいまいち物語での役割がよくわからん。

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んで、キャピタルガードとキャピタルアーミーの役割分担が今ひとつよくわかってない。少なくとも1話時点では一緒くたになって行動している印象がある。

画像3

これ以上下に行くとネタバレ食らいそうだから自重。


かなり多くの情報が固有名詞を伴ってドバドバ出てくるから理解するだけでも大変で、いまいち人間ドラマに感情移入できない

とにかく、ベルリもアイーダもとらえどころがないキャラクターなのよね。

ニック・クリムさんのわかりやすさだけが頼みの綱であり、物語をキャラクターの魅力で引っ張っていこうという姿勢があまり感じられない。

とにかく1話の時点では主人公を取り巻く周囲があわただしすぎるし、二人はカーヒルさんの件ですれ違ってるしでかみ合わない。


劇場版2話からは落ち着いてみることができるのだろうか?

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