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Eve ghost enemies 「母親」となった法条まりなと「父」となった天城小次郎が楽しめる作品

待ちに待ったEVEシリーズ最新作。

前作Rebirth Terrorが本当に素晴らしかったので、みなさんにもぜひプレイしてもらいたいけど、なかなか難しいだろうから紹介はあきらめて淡々と自分のプレイメモを書いていくつもりです。


というわけで、簡単に感想などを書いていくことにする。

公式の意向もあるので、この記事ではネタバレは書かないが、改めて本作をプレイしていく中で前作「Rebirth Terror」の細部を結構忘れててショックを受けたので、本作は公の目につかない形でネタバレ記録もちゃんと残しておこうと思う。


内閣調査室勤務の「法条まりな」と、探偵の「天城小次郎」が違った視点から事件に切りこむのがEVEシリーズ

Eveシリーズは二人主人公を活かした独特な事件の描き方が魅力のシリーズである。ADVパートにおけるシステム面では「逆転裁判」などにはかなわないが、それでも私が本作品を好きなのはこの作品でしか得られない滋養があるからだ。


最初は「内閣調査室」勤務というアドバンテージがあるまりなサイドの情報量が多い。しかしまりなは制約が多くてなかなか事件の核心に切り込めないでいる。
一方で小次郎は事件の枠組みは全く知らないが、そうとは知らず事件に巻き込まれて核心に切り込んでいる。

このミクロとマクロの両面で事件に対して切り込んでいき、事件が佳境に入ったときに二人の道筋が交差して「答え合わせ」を行うことで、一人では突破できなかった状況が一気に打開されていく。

この瞬間のカタルシスがEveシリーズのだいご味である。


法条まりな編ではCIAのメンバーと協力して「Ever3」の謎を追いかけていく


Ever3というのはロシアが日本に持ち込んだ3つの脅威のことである。「」「バイロフコレクション」「Ghost Enemies」のこと。ここで早々に「Ghost Enemies」という単語が登場している。他にも「未来予測計算機・プロメテウス」「吸血銃・ルスブン弾」「大量殺人者・ベネディクト」など仰々しい情報がたくさん登場する。

これらの事件を追いかけているさなか、とある女性が襲撃され、銃で撃たれて死亡する。まりなは死に際の女性から生まれたばかりの赤子を託される。この女性はまりなのことを知っていたようだが……?

というところから物語がスタートする。


小次郎は「沢城堂村」で起きた変死事件の謎を追いかけていく

最初は平穏な村であったが、沢城隆二氏の死体現場を調査して
明らかに彼が何かにおびえていたことを察する。

彼は一体何におびえていたのか。「ghost enemies=疑心暗鬼」の意味するところとは……といった感じのストーリー展開になります。


作中に出てくるワードはこちらで確認しておくとよい

◇Cプロジェクト=Neo Cerebral Project。「新たなる頭脳の計画」
Eve burst errorにおけるμ101を生み出すための計画。発案者は桂木源三郎。

◇μ101 :Eve burst Errorにおけるメインヒロインのこと。



EVE ZEROのプレイメモ

EVE TFAのプレイメモ


EVE new generationのプレイメモ


前作「Rebirth Terror」のネタバレ

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511字

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