「脱コル」の人が何考えてるのかわからないという人は、ランス・クエストに出てきた「アム・イスエル様」を参考にするとわかるかもしれない
「脱コルセット」とは、韓国から伝わった「女性が自らを締め付けるコルセットを脱ぐ」というフェミニズム運動。社会が女性に要求する「女らしさ」「装飾」の押し付けを拒否し、化粧を止め髪を短くし、ムダ毛処理を止め、メンズ服を着るなどして社会に抵抗する運動。「6B4T」という、「恋愛しない、SEXしない、結婚しない、出産しない、消費しない、非婚者が非婚者を支える、脱コルセット、脱宗教、脱オタク、脱アイドル」の10の要素をまとめて実践する、家父長制と闘う社会運動の一部でもある
これを見た瞬間「アム・イスエル様やん!」って思った。
「神(男社会)」を壊すために「人類を汚染人間化(女性をアンチ資本主義社会化)」させるという行為は、まさしくアム・イスエル様の実験と同じ香りがする
この世界の歪んだ在り方にどうしても納得がいかず、神に対抗する手段を探していた。
<b>やがて「汚染された魂は神の元に戻れない」という世界のしくみを知るにいたり、汚染された魂をたくさん作れば神の総量はやがて目減りし、いつかは殺すこともできるだろう、という結論を得た。</b>
汚染人間化は上記のとおり、神ルドラサウムの輪廻から逃れるための手段のひとつであるため、神の在りようを認められないアムはこれを救済と捉え、世の中のあらゆる階層に浸透して組織的に汚染化をすすめていった
この考えを実行するため秘密組織「導く者」を結成し、世界中の人間を汚染人間化させるべくひそかに暗躍している。その過程で彼女もまた自分自身の魂を汚しきり、完全汚染人間となっている
一般的に正気を失っている完全汚染人間に比べ、非常に理知的な存在。しかし恐らくは、人類救済のための手段としての汚染蔓延化→神殺しのための汚染蔓延化、と手段と目的の倒錯が起きているという部分に汚染の影響が出ているのかも知れない。
「1万年くらいかけて男社会だけでなくて人類社会を滅ぼしたい」と思う人なら脱コル思想は正しいと思うよ(棒)
この方法、人類社会そのものを否定したいならありだと思います。この方法に同調する人は、今の世界のありようそのものを否定したいのだろうからまぁいいんじゃないでしょうか。
とりあえず実験として汚染人間を1万年間増やし続けてみるつもりでいた
ただし、アム様は1万年くらいかかると試算してたみたいです。
当たり前ですが賛同してくれる人少ないところからすこしずつ輪を広げていかなければいけないすんげー地道な作業なので、
一斉にみんながやってくれないとだめだ!なんて性急な人にはお勧めしません
・・・これはダメみたいですねwww
ネーミングセンスが悪いところもアム・イスエル様と通じるところがあるかもしれない
ネーミングセンスがあまりにも酷く、はっきり言うと中二病。
彼女がつけたダークランスの名前(漆黒の王子-フォアリュッケン・クレッペ-)を聞いた時はクルックーも「ぷっ」と吹き出してしまった
さすがに「脱コル」はないでしょ……。今21世紀なのに20世紀のフェミニズムの象徴を持ってこられてもそもそもピンとこないって……。
本質的には「脱資本主義」「脱男社会」だし、どちらかというと、ガンジーの「非暴力非服従運動」的なニュアンスになるような工夫がほしかった。
ちなみに、「コルセットに翼」っていう作品があるけれどこれは超名作です。
「フェミニズムの倫理観を取り入れつつ物語として面白い作品」だと思います。とにかく面白いの部分をないがしろにしてないところがいい。男女差別が今より厳しかった時代に、本当の意味で戦って権利を勝ち取ろうとしたのはこういう人たちなんだろうなって思います。
作品中で、女性主人公が「過激なフェミニスト(サフラジェットなど)」から襲撃を受けるシーンも出てきます。
この記事で言いたかったこと
ランス10がいま半額セール実施中だからランス10まだやったことない人は今すぐやろうねってことくらいですね。
5月10日まで半額なのでまだプレイしたことない人はお勧めです。
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