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「Eve new generation」あらすじ(2/4) エヴァとは違う形で人類補完計画の実現を目指そうとする集団……

あらすじといいつつ、イベントを逐一まとめてたらプレイするのに恐ろしく時間がかかる……


打越鋼太郎さんは主人公の視点を切り替える「マルチサイトシステム」の使い方を原作から完全に別物にした感じですね。

原作では「それぞれの視点から1つの事件を見せることでわかりやすくする」ことが目的でした。これに対して本作品は「視点を切り替えることによって叙述トリックやり放題でプレイヤーを欺く」ために利用しています。

伝説の作品「EVER17」でも叙述トリックにすべてをかけていただけあって、本作でもこのあたりは「叙述トリック」まみれとなっています。

ただし、叙述トリックはやはり諸刃の剣であり、やりすぎると単純に「わかりにくい」「あとで記憶に残りにくい」「回りくどくてカタルシスが感じにくい」などいろんなリスクがあります。

トリックが紐解かれるときは、シンプルな仕組みでかつ驚きを伴う展開が必要になります。はたして本作品でも「EVER17」のような種明かしが見られるのでしょうか?



8月11日 小次郎編後半


①鐘本ミナヨから、北条まりなが殺人を起こしたという連絡を受けた後、今度はそのまりなから助けを求める連絡が。

②ホテルでまりなと一緒にアルトと出会う。
・紀瀬木アルトはノイの双子の妹だと判明する。アルトとノイは「沖岸島」で育ったらしい。
・アルトはノイの考えていることを受信できるという。
ノイとアルトは8月5日にはぐれてしまったらしい。
・アルトとの会話途中にまた精神に異常が起きる。アルトの話ではノイは小次郎の事務所に戻っているというが……

③会話の途中にホテルの周辺が警官に包囲されてしまうが辛くも脱出。その際にアルトの姿が消失してしまう。また、この時にまりなから小湊殺害の容疑者として「ヤエダハツミ」という人物の名前を聞く。

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④事務所に戻ると、アルトの言った通りノイが事務所にいた。アルトと会ったことを伝えるが、ノイは何も思い出せなかった。

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8月12日 小次郎編前半

①サブロクのすみか移動してノイを預けようとする。サブロクから、ミゾグチは他の探偵事務所にノイではなく「アルトを探せ」という依頼を出していることを聞く。

②ラベイユのエフィの元を訪れる。結局ユイもついてくる。エフィとノイを再会させると、ユイは倒れてしまう。

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・HIVEの19人による日銀襲撃事件の首謀者はエフィではないかと疑って問い詰めるが白を切られる。
・一方で、エフィとノイやアルトとの関係を尋ねると、「私が母親です」と答える。ノイとアルトはエフィのクローンだった。(エフィは26歳。ノイやアルトは15歳。)
ノイとアルトの関係について尋ねると、「二つの身体に一つの心が宿っている状態」だと説明される

→ここからいきなりエフィからまるで人類補完計画みたいな「革命」計画の話を聞かされる。(詳細は下)

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③施設の中でアルトの姿を見つける。しかしアルトは小次郎の姿をみるや逃げ出してしまう。(実際はノイがアルトの格好をしていた)

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今までノイとアルトが同時に存在していないこと。そして、今回ノイがアルトの姿をしていたことから小次郎は「ノイとアルトは同一人物で、かつ二重人格である」(アルトの方が「主」の人格)と推測する。


④桂木探偵事務所へ異動して弥生と会話。すると、ノイとアルトは15年前に双子として誕生してたことがわかる。エフィが11歳の時に私生児として届け出されている。そして、アルトの方は1年前に事故で死亡している

・さらにエフィの母親の「紀瀬木初海」もエフィを私生児として届け出ている。この初海がデボラ製薬と、NPO「ブラー」の創設者らしい。このハツミという女性は、小湊殺害の容疑者ヤエダハツミと同じなのだろうか?

・日銀襲撃時、アルトの代わりにつかまった少女は鐘本リエであることが判明する。彼女もまたラベイユの一員だった。そして、彼女は鐘本ミナヨに容姿として引き取られている。

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まりなを殺人の罪でハメようとした女が、内閣調査室の鐘本の養女であった→鐘本ミナヨもラベイユやブラーの関係者。内閣調査室そのものがこの計画に浸食されている。


⑤総合病院の獅子渡の元を訪れる。ノイは「デボラ製薬」が開発した薬によって記憶を消されていることが判明した。獅子渡からアンタゴニスト(機能阻害薬)を受け取る。

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⑥逃亡したエフィとノイのゆくえを突き止めるため大隈邸を訪れるが……

というところでサイトチェンジ


8月11日 まりな編後半~

①ホテルから脱出した後、GPA新聞社日本支部の屋上でミカエルと会話。1年前の事件を振り返る。

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②1年前の事件
・小湊によってアルトという少女が誘拐される。
・小湊邸地下で少女の死体を発見する。臓物を抉り出され、顔はつぶされ、耳だけが無事だった。

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・小湊は逮捕されたがすぐに釈放される。内閣調査室自身が事件をもみ消し、まりなを担当から追い出した。
・彼女の母親が「矢枝初海」。


③ミカエルの話
ミカエルは36年前に、当時8歳の子供を殺されている

④GPA事務所内
・ミカエルから銃を渡される。


8月12日 まりな編前半


①桂木事務所経由で内調に連絡し、オープンカフェで本部長と会う約束をする。

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・本部長曰く、警察にサイバーテロが仕掛けられ、「VOJ(Vector of ジャガーノート」を名乗る組織から犯行声明が届く。「8月14日までにすべてん原発を停止させる」よう要求してくる。

つまり、物語最初に青年がいっていたのはBOJ(日本銀行)ではなく「VOJ(ジャガーノートのベクトル=意志)」だった

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サイバーテロによる停電の際、日銀でもテロがあり、今度は90億円の金塊が強奪されてしまう。一度目の事件は停電時にこの本命の計画を実施するための前準備に過ぎなかった。

・話の途中に、鐘本率いる六機に包囲されるが、サブロクを身代わりに立てていたので難を逃れる。

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②本部長の会話から

・HIVEとジャガーノートにはつながりがある。
・小湊殺害に関与した鐘本とアルトは、HIVEのメンバーである。
・小湊殺害に強い動機を持つ矢枝初海も関係者か?

→改めてHIVEの捜索を行うことにする。

③掘り師のところでミツバチのシールを身体に張ってアジトに潜入すると、日銀襲撃時の15人全員がその場にいた。

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この場でアルトを捕まえて話を聞く。

・日銀から金塊を強奪する計画を立て、アルトを巻き込んだのは大隈朋義。
・大隈が幹部を務めるNPO「ブラー」の下部組織がHIVEで、HIVEの精鋭部隊がジャガーノート。
・ジャガーノートとHIVEは両方エイプという人物が統括している。
・大隈が鐘本リエに命令し、リエがアルトに依頼する形でまりなはハメられた。つまり、北条まりなをハメたのは大隈。
・アルトたちは沖岸島に逃亡する予定だった。

・エイプという人物は、まりなの目の前で自殺した青年のことだった。

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④大隈朋義の家に移動して彼を問い詰めるが……明らかに小次郎が知っている大隈とは様子が違っていた。

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8月12日 小次郎編後半

①大隈邸に忍び込んだ小次郎が見たのは、マジックミラーの向こうで北条まりなが大隈を撃ち殺すシーンだった

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②急いで隣室に行くと、まりなはすでに姿を消しており、大隈は死亡していた。やはりまりなが殺害したのだろうか?

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③大隈邸を出て、ノイと合流したあと、サブロクの住処に移動する。
サブロクは不在だった。




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