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55歳でも稼げる40代とは-15【過去にすがらない】

役職定年になったり,転職したり,会社を離れたあとも”昔の名刺”を出しちゃう50代がいるとのこと。
昨日日経ビジネスに河合薫さんが寄稿した記事です。

「肩書、年収がよかった時の名刺が捨てられない 50代の悲しきリアル」

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00118/00193/

一部をご紹介しますね。
(有料記事ですが,無料でかなり読めます。)
以下引用==============
「もともとはここ(=大手企業)の人間だ」(by 部長待遇さん)と言いたいだけなら、口で言えば済む話なのに、前職の名刺を出さないと気が済まない。そんなことをして、自分を大きく見せようとすればするほど周囲からは、あきれられ、煙たがられ、嫌われるだけなのに。

 会社の中で、常に他者と競争して生きてきた人は、おのずと「できる人であらねばならない」と気負ってしまうのだろう。とりわけ、誰もが知る大企業や一流と呼ばれる社会的評価の高い企業に勤めている人、人気のある職種に就いているような人ほど、自分の肩書やら所属先やらをひけらかす傾向が強い。

 例えば、普通は名刺交換をしないようなプライベートな場でも、
 「○●会社の日経太郎です」
 「△▲大学の日経花子です」
 といった具合に自己紹介したり、わざわざ名刺を出して挨拶したりする人は……結構いる。

 むろん、肩書は人をカタチづくるとても大切なモノだし、自分の所属先を示して、相手の信頼を得ようとするのは極めて自然な行為だ。そもそも、インチキして手に入れた肩書ではないのだから、使えるモノはどんどん使って、おおいに結構。

 が、過去にしがみつく行為は別だ。周りに嫌われるだけではなく、自分自身にとって、思わぬ結果を招くことになる。
引用終わり==============

そんなアホなことあるかって思いますよね。
でも"すがるものがない”とそうなっちゃう気持ちはわかります。

人は変わります。

40代~50代までで役職とか年収とか”鎧"を身につけると”鎧を身に付けた自分”が”本当の自分”と”錯覚”してしまうことがあるんですね。

ところが役職定年とかで”鎧”が無くなっても,鎧を”着ていた”ことで”自分を照明しようとする”わけです。

証明できません。

会社を離れて個人でビジネスをやる時も”過去の遺産”を出したくなります。
実際経験しました。

電通に”います”

電通に”いました”
って,相手に対する伝わる方が”天と地”の差があります。

あなたの前にそういう人が現れたらどう思いますか?

So,what?
(だから何?)
ですよね。

でもですね
「自分はそうはならないぜ~」
って40代の今思っていても”人は変わっちゃう"んですよ。

自分の名刺から,会社名・役職を外してみてください。
年収が半分になったことを想像してみてください。
自分の部下が上司になったときの気持ちを考えてみましょう。

すでに起こりうる”あなたの未来”ですよ。

そうなったときに”昔の名刺”を出さないで勝負できる自信ありますか?

50歳からは”新しい人生攻略のゲームが始まる”と考えておきしょう。
新しいゲームでは"過去の名刺”は使えません。

自分がやってきたこと,頑張って昇進したこと,年収○○万円もらったこと。
素晴らしい実績は「自分はやれば出来るんだ!」という”自信"に変えましょう。
そして,自分の”ココロの中”に”自信の小箱”として,大切にしまっておくのが良いですよ。

決して他人に言うことではありません。
言っても相手には”なんの価値も想定出来ない”から。

相手が欲しいのは”これからどんな価値を提供してくれるの?”だけです。

”鎧”を脱ぎ捨てて,新しいゲームに挑む準備を始めましょう。
47歳までに始めれば”なんとかなります"。

自分の後ろに道はありません。
自分の道を創るのは,いつも”今ここから”ですよ。

自分の道は自分で創る。by よしけん

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