負けることの大切さ
甲子園がコロナウィルス感染拡大の影響により、中止になりましたね。今代わりになるような大会?の検討しているとのことで、なんとか叶えてもらいたいです。わたくし野球はまったく興味がなく、プロ野球をみてもどこがアツいポイントとかわからないんです。バスケットならわかりますけど。
今回そんなわからない野球を取り上げましたが、野球というより、とある監督の言葉が刺ささり紹介したいと思いまして書きました。ラジオでさらっと聞いたので、どこの高校とか、その前後に何を語ったかはわかりません。ラジオから聞こえて来た言葉。
「しっかり、負けさせてあげたかった」
(負け前提かよ!というツッコミは置いときましょ。。。)
この言葉を聞いた時、じーんと来ました。泣きそうでした。泣きました。
高校球児は日々たくさん厳しい練習して、辛いこともたくさん乗り越えて、辞めたい時もあったことでしょう。試合本番は緊張もあり、本調子が出せるか不安の中でプレーする。数々の壁を乗り越えて来たのに「負け」がつく。本当に自分はベストを尽くしたか?もっとやれることがあったのではないか?など、走馬灯のようにまわり反省も合わさり、悔し泣き。
でも、本気でぶつかったからこそ、やりきったからこそ、自分の想いにもケリがつく。だから監督はそう言ったんだと思いました。でも、この言葉は一緒に頑張った監督だから言える言葉ですね。負け前提かよと思ったけど、優しい心遣いだと思いました。
それと、これからの人生の中で大切なのは「本気で頑張った」ってことだと思います。大人になり、いつかくじけそうになった時に、過去の頑張った自分が背中を押してくれる。「あの時頑張れたから、今度も頑張れる」と、自分を鼓舞し応援してくれるものだと思うんです。
一生懸命やるというのは、たとえそれが負けたり失敗したりしても、もっと大きい財産を手に入れてるんですよね。
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