【副業報告2回】YouTubeチャンネル登録者が3,000人超えたあたりからの変化について
こんばんは、大森祥弘です。
本稿では久しぶりに副業報告ということで、チャンネル登録者が3,000人を過ぎたあたりからの変化、良かったこと、ちょっと悩み始めたことなどを書いています。
副業をやってみようと考えている会社員の方、YouTubeを始めてみようと考えている方に参考になれば幸いです。
”ネット”でだいぶ目立つように・・・
自分で気づいたのは昨年の12月頃なんですが、YouTubeの検索だけでなく、GoogleやYahooの検索に私のYouTube動画やYouTube動画を紹介しているコラムが上位表示されるようになってきました。
結構なパワーワードで検索に上位表示されるので、目立つんですよ。保険会社と銀行のwebサイトの間にこのnoteやYouTubeのリンクが表示されたり 苦笑
ネットの反響というのはじわじわと検索に出てくるのかなと思っていたんですが急でした。私はSEOマーケティングのプロでないので、感覚論になってしまいますが良い評価が一定の量、期間、蓄積されると一気に露出度が上がるといった感じです。
毎週、金曜19時に新作動画をアップしています。どうしても本業の会社員としての仕事や育児でうまく段取りができず、新作の配信を延期した週もありますが2年前からずっと継続しています。
ストリートで歌うミュージシャンのように、同じ駅前で2年間、歌い続けたら急に有線で曲流してくれるようになったといった感じでしょうか。
それでこの”ネット”で目立っていて、2年間続けてきた私としてはものすごい達成感を感じている一方で”とまどい”を感じているのも事実です。
というのも、本業は企業相手のコンサルタントの端くれです。YouTubeは個人向けの情報発信にフォーカスしているつもりですが、被る部分があると言えば被るんですよ。
この”被る”というのはうまく泳いできたつもりなんですが、例えるとテレビ番組で広告主の意向と違うことできない感じと近しいです。多分。
逆に言えば、私の副業を許可している”本業”の勤務先からすればCMのスポンサー的な頭にはだんだんなってくだろうな〜と。
(運営費用頂いているわけではありませんが)
それで、色々どうしようかな〜と年末くらいに考え始めたんですよ。
何かの節目でYouTubeの更新をやめようかなと思ったり。
何かやって悩むなら何もしない方が楽かな〜とか。
すぐには結論出ない気がしたので、年越しの宿題ということで、年末年始にゆっくり考えて結論出すことにしたんです。
その結果なんですが、考え始めて1日で結論が出てました。
きっかけは悩み始めた夜中にたまたまYouTubeで見た芦田愛菜さんの名言。
↓の動画の03:01〜03:37(ご参考)
この方、肝座ってるな〜と思いつつ、人生の後輩でこんな優秀な人がいるから日本まだ捨てたもんではないと思った年末某日の夜。
結論としては「歩みを止めずに進み続けてみよう」ということでした。
結果は副業を始めた2年前に決まっていて、あとはなるようにしかならないから。
「本業と全く被らない副業」というものはない
自分が副業をやってみて、悟った1つなんですが「本業と全く被らない副業」というのはありえないということです。
私の場合は世間に露出している部分がわかりやすいのですが、事務仕事の会社員の方がECをショップ出店するにしても被るわけです。リアルな店舗運営をするにしても被ります。多かれ少なかれ本業で得たスキルを使うからです。
これは経験談ですが、本業と全く被らない副業で収入を得るのはほぼ不可能です。あるとしたら、未経験歓迎のバイト位だと思います。
”被る”、”被らない”というのはおそらくバランスの問題なんでしょう。
私の場合は人に言われることもなく、自分で気になってしまったわけです。
自分が考えていたバランスと急にネットの露出度が上がった現状のバランスがちょっと違うことが原因と思います。
最近よく聞く、リスキング。あれも本業と何かしら被らないと、収入が増えるリスキングというのはないと思っています。
長くなりそうなので、これはまたの機会に。
メディアポリシーを固めた先にあるもの
それでどうこのバランスを整えるか考えてみたのですが、法人化した方がいいかもと思い始めています。
何を目的として、どういう理念に基づいて、何をする法人なのかを明確にした方が良いのかなと。
個人でもできなくないんですが、”被る”んですよ。法人所属の個人だから。
この2年間のYouTubeは、5年、10年の壮大な計画というもので始めたのではなく視聴者のみなさんからの質問、リクエストに応え続けた結果なのです。
それで結果的になんですが、大げさに言うと社会課題の解決にそれなりに貢献しているメディアになったと思っています。
私が動画で話している内容はお金になりづらい。だから私より先に私がYouTubeで話しているような話をしているメディアはないわけです。
このメディアで「マネタイズ、商品に結びつかない情報だけども消費者が求めている情報」を消費者とも言える個人の方に発信することは営利活動による市場の隙間を埋める役割を果たせるともいえるんじゃないかと。
色々考えているのですが、一般社団法人という形態を考え始めました。
市民(個人)、法人がどれだけ私の主義、思想に賛同するのか試してみたいということと、私のYouTubeを卒業する視聴者の方にも応援し続けてほしいという気持ちがあり。
また、考えてみると私の社会人としての最初のキャリアは非営利団体(一応)なわけで、社会貢献活動から、リターンが見込めるから資本投下して事業化するという物事の進め方が体質的に向いているんだろうなと。
あとは個人事業として細々と進めているYouTubeマーケティング支援と収益性があまりにも違うので、「分けたい」というのがあります。
企業が事業ごとに分社、ホールディングス化するのと同様に個人も事業ごとに分けた方が色々とわかりやすくて良いのかもしれません。
副業は月1で共有会でも開くとイノベーションにつながる
最近、副業をやってきてという視点で何かやってみても面白いかもと思い始めました。
というのも副業って聞いて、次に来るのは「いくら位入るの?(お金の話)」か「許可するか禁止か」みたいな話がほとんどなんですね。
これ副業をやっている理由が収入のためという頭がある方が大半だからだと思うのですが、副業を社員が行うことによる影響(よくない、困る)というところに目がいきやすくて、こういう思想が根底にあると副業を社員が行うことによる良い影響というのは目が届きにくいんですね。
私の場合はウェビナーで全然緊張しなくなったり、持ち時間ピッタリで終えられるようになったり、人に伝わりやすくなったり、色々あります。
また、全然オープンにしていませんがYouTubeのアルゴリズムはかなりわかってきています(たぶん、こっちの方が絶対儲かる)。
Google検索順位では大手企業のスキマに、私1人の情報メディアが入ってきているわけです。それなりにYouTubeからの検索ハックというのは自信があります。
こんな過程で、自分で開拓してきた道で出会った方というのもいらっしゃって、副業をしなかったら絶対に面識持てなかったなといった方もいます。
副業というのはどうしても評価制度の評価項目に加点対象として設けづらいですが、副業をやっている社員がどんなことをやっているのか意見交換会みたいなものをやると良い効果を感じる、認識できると思うんですね。企業、社員双方。
*個人事業とかですと謎の交流会みたいなの結構ありますが、会社員勤めという立場でないとできない交流会みたいなものがあると面白いのですがね(私が知らないだけかもしれないので、誰かご存知だったら教えてください)。
さて、その他は今後、検討中のライブ配信で話しましょうか。
今回は私の頭の整理っぽい内容になっていますが、最後までご覧頂きありがとうございました。
今年も歩みを止めずに進んで参ります。
(企業年金関連を仕事にしている視聴者の方とかおられたらぜひ交流してみたいんですが、今度リアルセミナーでもやってみようかな。また被りそうで悩むかも苦笑 )