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育休5日間でも、2週間でも、1ヶ月間でも、わからないこと

体重は生まれた時より2キロ以上も増え、お腹や太ももはムッチムチになってる我が家の姫様が生まれてはや2ヶ月半。生まれた日から実質育休生活がスタートしていますが、僕はこの先、2020年12月末までこの育休生活が続きます。

日本の男性育休取得率はここ数年過去最高を更新しているものの、全体ではまだ1割にも達しません。一方、僕みたいに8ヶ月以上も育休を取得する人はわずか2.8%です。育休取る人がそもそも6.16%(平成30年度)で、その中で2.8%ですから…相当なレアキャラですね(笑)

5日未満で育休を終える人は56.9%、1ヶ月未満で終える人は83.1%になります。つまりほとんどのパパは1ヶ月未満で育休おしまいということ。男性育休取得率が上がってきたとは言え、実際にはそんなもんです。

僕の場合は娘が生まれた日から数えて3ヶ月目に突入している育休生活ですが、5日未満じゃわからない、2週間でも1ヶ月でも絶対わからない、貴重な経験ができてるなと感じています。

育休1ヶ月で身体を壊す

子育て環境は家庭によっていろいろだと思いますが、我が家の場合は里帰り出産なので、退院後は妻の実家で約1ヶ月間、寝食を共にしました。

妻の両親から手厚いサポートを受けられるものの、やっぱり僕としては気疲れするところもあり…めちゃめちゃありがたくて感謝してもしきれないほどだけど、時々一人になりたくなることは多々ありました。

慣れない新生児育児に加え、自分のお風呂のタイミング、トイレのタイミング、冷蔵庫の使い方…すごく細かい話だけど、どうしても気を使ってしまって疲れ果ててしまったのが最初の1ヶ月でした。

ちょうど1ヶ月が経つ頃に、人生で初めて交通事故を起こしてしまったりもしました…。物損でお互いに怪我などはなかったのでまだよかったのですが。

さらに世間ではコロナ騒動が本格化しだしたところで、そんなタイミングで僕は39度を超える高熱を出してぶっ倒れてしまいました。(ちょうど事故を起こした2日くらい後)

育休2ヶ月で慢性疲労

娘が生後1ヶ月を迎える頃、妻と娘は予定通り我が家へ帰ってくることとなりました。まぁ実家とは目と鼻の先なので、いつでも戻れる状況なのですが。

そんな育休2ヶ月目は、慢性的な肉体疲労に悩まされる日々でした。赤ちゃんの抱っこで腱鞘炎になり、2歳息子の赤ちゃん返りのため抱っこが長時間化して腰や腕は慢性的な痛みを抱える状態に…

普段は歩くくらいしかほとんど運動をしなくなってしまったオフィスワーカーな僕は、育児のおかげでとても体を鍛えられている気がします(笑)

育休3ヶ月で生活リズムができてくる

娘が生まれた3月10日から数えると、すでに3ヶ月目に突入している育休生活ですが、3ヶ月目ともなると少しペースが掴めて心に若干のゆとりがうまれてきました。

妻と連携して子ども二人をうまいこと同時刻に寝かしつける術を身につけ、夜には自分の時間をうまく確保できるようにもなってきました。お風呂の時間やご飯やおやつの時間もルーチン化され、だいたい1日のスケジュールが決まってきた感じです。

幸い実家が近いので、両親にもほとんど終日めんどうを見てもらう日もあります。そして、セミナーに参加したりだとか、先日は自分でセミナーを開催してみたりだとか、最近は新しいWEBサイト制作にも取り組んでいたりして…。自己研鑽や趣味に充てる時間もできてきました。

5日間じゃわからない。2週間でも1ヶ月でもわからない。

育休生活が過ぎていく中で思うことがあります。やっぱり、育休5日間じゃわからないことが多いし、2週間でも、1ヶ月でもまだまだわからないことはあります。

2ヶ月、3ヶ月…そしてこの先1年近い育休期間の中で、もっと気づくことがたくさんあるだろうと思います。

日本の男性会社員の6.16%…の中のさらに2.8%の人しか知らない世界です。その中でさらにnoteやブログで情報発信している人はどれだけいるでしょうか…

ホントに少なそうなので、これから育休を取ろうという男性にはやっぱりわからない世界だと思うんです。だから、実際のところどうなのかって話を、できるだけリアルに伝えていきたいと思います。

育休取りたいと思う人が、会社や周りの環境に左右されず自分の意思を貫けるように…なんて言ったら大げさですけど。

今後も育休に関する記事が多めになると思いますが、どうぞお付き合いいただければと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになれば嬉ししく思います。
この記事の表紙画像は tigerlily713によるPixabayからの画像 をお借りしました。ありがとうございます。

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