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改造プラレールを3歳息子へプレゼントした理由

昨日は息子の誕生日でした。昨日の投稿の最後にほんの少しだけ触れましたが、息子へのプレゼントは改造したプラレールでした。

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[写真] 阪急1000系を改造して作った近鉄5800系一般車両。

「お誕生日のプレゼント、なにが欲しい?」って聞いたら、

「普通電車!」と答えた息子。

普通電車とは、毎日お散歩の途中で眺めている近鉄の一般車両のこと。近鉄は近畿地区最大規模の私鉄です。電車大好きな息子のリクエストになんとか応えてやりたい…そう思って作ってみたのでした。

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[写真] 近鉄5800系のベースにした阪急1000系(市販品)。

なぜ作ったか?って、近鉄5800系は残念ながら市販されていません。欲しけりゃ作るしかありません。

無いなら、つくる。これが僕のポリシーなので、作ったまでです。

たぶん、鉄道模型とかやってる人が見るとまだまだだな〜と言われそうな仕上がりだと思います。自分も満足はしてません。点数つけるなら、60点くらいかな?(意外と高め?)

今回は納期(息子の誕生日)を優先にしたので、ちょっと焦って作ってしまいました。初めてのプラモデル改造トライで、失敗した部分も多々ありました。

細か〜いところを見ると、形がいびつだったり、塗装が綺麗にできてなかったり、いろいろ改善点はあるのですが、息子は喜んでくれたので良かったです。

ちなみにこのプレゼントは息子へのサプライズ…というわけではなく、制作の過程も見せながら、「誕生日までには完成するからね!」と言って作り上げたものなのでした。

自作アイキャッチ.001

[写真] 塗装ブースでスプレー缶を積み上げるイタズラをして満面の笑みな息子。口の周りがお菓子の粉だらけだよ…


欲しいものを手作りすること。

これは僕なりに息子に伝えたかったことなんですが、3歳のプレゼントづくりを通じて、少しでも伝わっていたらいいなぁと思います。

お金を出せばたいていの物は手に入る時代ですが、そうではない物もあるわけです。

お金では手に入らないプライスレスな物…という意味ではなく、そもそもニーズが少なくて売ってなかったりする物があるってことです。

プラレールの近鉄5800系も、まさにそれです。きっと、タカラトミーのマーケティング調査の結果、こりゃ作っても売れねぇなってなったんじゃないかと思います(そもそも眼中になかった説もあるけどw)。

でも、売ってないから我慢しよう…じゃなくて、売ってないなら作っちゃえ!っていう方が、僕は好きなんです。

ニーズは少なくても、欲しい人にはめちゃめちゃ刺さる商品ってあると思うんですよね。そういうの、好きなんです。

自分の考えを息子に押し付けるつもりはないけど、一つの選択肢として、世の中にないものは自分で作れるってことを、(今は理解できなくても)なんとなく感じてくれたらいいなぁと思いました。

「こっち(プラレール車体裏側)の色ぬりは失敗しとるな〜とおちゃん」などと細かなツッコミを入れてきたりする息子ですw

「いや、そこは塗らなくていい場所だから」と反論するも、「特急(別のプラレールの車両)は塗ってあるけどなぁ」と息子。

「(あぁ…確かに。これは着色した樹脂を整形してある物だからなぁ…)」と思いつつもそんなこと息子に言っても仕方ないし。

いろいろ細かいこと気にすることろは自分譲りだなぁなんて思ってちょっと微笑ましくも、なんかちょっとかわいそうにも思いつつ、何はともあれ嬉しそうに近鉄プラレールで遊んでいるので良かったです。

息子よ、大きくなれよ!

このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになれば嬉しく思います。
近鉄5800系プラレールの制作にあたっては、レールダディさんのこちらのブログサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
この記事の表紙画像は analogicusによるPixabayからの画像 をお借りしました。ありがとうございました。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!