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お昼寝のフリして両親の言葉を一生懸命追っていた記憶

昨日、僕はHSPですって話をしました。

周囲の状況をよーく観察することも、HSP(HSC)の特徴みたいです。昨日紹介した本を読んでいて、自分の幼少期を少し思い出したので話してみたいと思います。

鮮明に思い出すのは、たぶん幼稚園児の頃、お昼寝してるフリをして両親の会話をずっと盗み聞きしていたことです。

今となってはその会話の内容は覚えていないけど、お昼寝している間に自分の知らない話が展開されていることがなんだか怖かったんだろうか。

あるいは、小さな話し声にも敏感に反応して耳を傾けていたんだろうか。HSPとは関係ないかもしれないけど、この本を読んでいてふと思い出したのです。

そのときは目が覚めたとも言い出せず、でも眠ることもできず、ただずっとリビングでお昼寝したフリをしながら、隣のダイニングで会話する両親を薄眼をあけて観察していたことを鮮明に覚えています。

幼少の頃住んでいたボロくて狭いアパートのリビング。なぜかその光景がすごく目に焼き付いてるんですよね。不思議な記憶です。

もしかしたら、その後(…と言っても小学校高学年の頃)両親が離婚したことも、記憶を定着させるのに関係しているのかもしれません。

HSPというのは、刺激に敏感に反応するみたいなので、自分にとっての大きな刺激が、記憶を鮮明に定着させることに役立っているのかもしれませんね。

それにしても、お昼寝してるフリして両親の会話を盗み聞きしてるなんて、とんでもない子どもだな〜なんて思ったりもしますが(笑)でも、そういう行動のひとつひとつも、今思えば自分の性質からくる特徴のひとつだったのかもしれないなぁと思うんです。

そうだとして、もし息子が同じようにお昼寝してるフリして自分たちの会話を聞いていたとしても、もしそれに気づいたとしても、その行為を否定したりすることなく、見守ってやりたいなと思います。

たぶん、僕の両親は当時そんな僕の様子には気づいていませんでした。(なんとなくわかる。間違い無いという自信もある。)

両親が離婚してからは母に育てられましたが、母は基本的に子どもに干渉しない人です。やることなすこと、何ひとつ文句言わず見守ってくれる人です。

だから、自分らしくここまで生きてこれたのかもしれません。

自分もそういう親になれたらいいなぁ、なんて。そんなこと言いながら、ついつい細かいこと口だしたりしがちなんですけどね(笑)

いずれにしても、自分らしさは見失わずに生きたいなぁと。子どもの“自分らしさ”も見守ってやりたいなぁと。

そんなことを思います。

このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになれば嬉しく思います。
この記事の表紙画像は Free-PhotosによるPixabayからの画像 をお借りしました。ありがとうございました。

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