男性の育休取得について、9ヶ月間の育休(予定)男子が考えていること
今年の4月から9ヶ月間の育休を取得予定です。
このnoteの中で、ちょくちょく言っています。
同じように会社の中でも、ちょくちょく言ってます。
「9ヶ月間育休取ります」って言ってどんな反応をされるのだろう?
と客観的に観察するのもなかなか面白いものです。(悪趣味って言わないでw)
今日は元上司と社内でたまたま会ったので「育休9ヶ月取ります」って話をしたら、
「おぉ…いったねぇ!」
って言ってました。何が「いった」のかはよくわからないけど。
またある日、3ヶ月間の育休経験のある同期入社の男性に同じ話をしたら
「今しかないからね。取ったほうがいいと思うよ!」
と、もっともらしい返答。両親に頼れず奥様がワンオペになるということでパパも育休を取ったそうですが、そうやって育児に積極的な男性が増えるのはいいことだと素直に思います。
一方でこんなニュースも出ていました。
「とるだけ育休」。
どういうことかと言うと、パパも育休とったけど、育児時間は1日2時間程度しかない人が3割もいた、という話です。
どこまでを「育児時間」とするかは夫婦の間で決めることと思います。
例えば子どものお世話は基本的にママがやり、パパは全ての家事を引き受けるというのもひとつのやり方ですよね。
もしかしたらそんなパパは育児時間ゼロと答えるかもしれません。でもそれは立派な『育児』だと僕は思います。
家庭という船をうまく操縦するために、その家庭毎にちょうどいい役割分担や、バランス感がありますよね。
子どもをあやすのは苦手だけど家事効率は抜群に高いパパもいれば、まったく家事はできないけど自然と子どもたちが寄ってくるようなオーラをもつパパもいるでしょう。
育休って、べつに修行をするわけではなくて、家族で今しかない時期を楽しみながらうまく乗り切るための制度です。
だから、苦手な育児(家事も子どもの世話も含め)を無理に克服しようとするのではなく、自分らしく貢献できるところを見つければいいんじゃないかと思います。
もちろん、これを機に苦手な家事を克服しよう!というチャレンジもいいんですけどね。
さらに言えば、最近は「男性も育休を取ろう!」という風潮が強くて、男性も100%取得義務化する会社まで出てくるくらいです。お役所もですけど。
でも、育児をどうやってするかは家庭の問題です。夫婦で話し合った上でパパは働いて稼ぐ、ママは育児に専念するという選択肢も、やっぱりあっていいはずです。
しっかり話し合っている夫婦に対して、逆に無理やりパパ側にも育休を取らせるようなことにはならないでほしいなと思います。
もちろん基本は、取りたいと思っていてもなかなか取れない男性が多いから「男性も積極的に取ろう!」という流れでいいと思うのですけどね。
バランスの問題です。
男性育休について、そんなことを思う今日この頃です。
このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになれば幸いです。
この記事の表紙画像はワダシノブさんのみんなのフォトギャラリーのイラストをお借りしました。このタッチが好きで何度かお借りしています。いつもありがとうございます。
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