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【生徒から送ってもらうトレーニングメニュー】

言葉を正しく使うだけで、
考え方も変わると思っています。

私が、非常勤講師を勤める専門学校では、
今年からゼミを担当させてもらっています。

私の指導チームの練習サポートをしているのが、
選手が多いということもありとても助かっています。

私のアシスタントだけでは、
卒業してから指導していくのに必要な力が
身につかないため意味がないと考えています。

・測定 (準備・計画・実施)
・プログラム作成
・指導の実施
・修正

数日の実習では、変化や効果をみることが出来ませんので、
一連して経験し、長期で指導することに意味があると思っています。

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そのため、プログラムを作成してもらい、
私が確認してそのプログラムを実際に指導してもらいます。

プログラムを作成するのはなかなか難しいようで、
考えていてつまづいているところや
わからないところをフォローしながらすすめています。

そこで私の指導不足だと気づいたのが、
ゼミ生から提出してもらう時の、
「トレーニングメニュー」という言葉です。

私は、ある時から意識して、

「トレーニングプログラム」と言うようにしています。

もともと、勉強始めた時からテキストに
「プログラム」とあったので、
そのまま使っていたのですが、

セミナーに出た時に「メニュー」と「プログラム」は、
はっきり違うと言われとても納得したのを覚えています。

「メニュー」は回転寿司のように
好きなもの・食べたいものを選ぶ感じです。
「プログラム」の場合は、おまかせの寿司屋で、
お客様の好みやどのネタをどの順番で
出すかなど流れがあります。

つまり「プログラム」には流れや意図が
はっきりとあるということです。

このことを知ってからは、
トレーニングプログラムとは目的や意図があるため、
必ず「プログラム」と言うようにしています。

トレーニングの一つ一つに意味をつけようとします。
言葉を正しく使うだけで、トレーニング内容も変わります。

まだまだ私も知らない言葉があると思いますが、
これだけは変わらないと思います。

生徒が「メニュー」と言っているうちは、
その場限りの内容になっているかと思います。
このことも生徒に伝えていきます。

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