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たんぽぽに除草剤が効いてきた様子

午後からはしとしと雨が降って来た。
今日はイチゴ苗を取り行く農家さんが三軒。
2万株以上あったイチゴ苗もだいぶ減ってきた。

イチゴ苗の搬出が終わると、土詰め機を借りてくる。
アスパラ苗を作るときに使う予定だ。
午後は雨の中、車庫で土詰め機のメンテナンス。
コンテナを送り出すゴムバンドを4本全て交換する。
バンドを交換するためには、機械の側面をすべて外す必要があり、なかなか手間がかかる。
これは、交換することを想定してないのでは?と思ってしまうほどだ。

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ともあれ、二人がかりで二時間近くかけて交換終了。
今日の作業もそこまでとなった。
作業後、センターの中庭のたんぽぽがだいぶ弱っていることに気づく。
昨日撒いた除草剤がもう効いてきたのだろうか?

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使ったのは、アクチノール乳剤とMCPソーダ塩。
アクチノールの有効成分はアイオキシニル。
イギリスの会社が開発したもので、広葉雑草の光合成の電子伝達系に作用しATP生成を阻害し枯死させるらしい。
MCPソーダ塩の有効成分はMCPAナトリウム塩。
このMCPA(4-クロロ-o-トリオキシ酢酸)はホルモン型の除草剤で植物体内に吸収されるとインドール酢酸様作用により様々な生理的異常を生じさせるらしい。
様々なって・・・。
ちなみにインドール酢酸はオーキシンの一種らしい。
食品安全委員会農薬専門調査会の資料を見てみると、もう少し詳しく書かれていて、植物組織中に入ると体内オーキシンのレベルを無秩序になり、成長パターンが乱れるらしい。
https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc4_nouyaku_mcpa_230331.pdf
すごい作用機序だなと思う。
この二種の薬剤が効いたのか、確かにたんぽぽの生育に以上が見られた。
明日には枯れてしまうのだろうか?

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